密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

新国立競技場 表面的英断で無意味な白紙撤回。臭いにおいは元から絶たなきゃだめ。

安倍総理の英断と評価された,国立競技場白紙撤回。仕切り直しで,日本のビックネームの建築家お浸りが最終的に再選考去れ,隈健吾氏案に決定した。 そもそも、お金をかけた国際コンペ、そこで参考された,ザハ案が,予算敷地環境等の理由で、使えない場合、第2位、第3位の建築家に、ザハ案でクリアできなかった問題をクリアできるかを問い、調整するべきだろうと思ったのだが。国際コンペそのものをご破算にして再選考?これは意味がなさ過ぎる。 


第2位のオーストラリアのアラステルリチャードソン氏,第3位、日本の妹島和代氏はどうなったのか?国内から選ぶというのなら、とうぜん妹島和代氏に打診があるべきではなかったか?
何の為に全て白紙撤回にしたのか? 単に安倍首相の英断パフォーマンスだけではあるまい。今回の競技場不手際で、沢山のお金が全く無意味に消費され、3人の世界的建築家がトラブルに巻き込まれた。ザハ氏はアンビルドの女王,しかしこんなに訳の分からない扱いはそう受けた事はないだろう。安藤忠雄氏も災難だ。建築家として最高と思えるデザインを選んだ。それが役目だったのだし、工賃のふくれあがりを計算する責任はなかった。そして隈健吾氏、内装はタッチしていなかったようだ。しかし,安藤氏、隈氏は経歴に泥を被った形になる。妹島氏はどう思っておられるのだろう。(NYのニューミュージーアムは、妹島氏の共同デザイン、その他に狭い不規則なスペースを生かした住宅、融通無碍で空気感ある素晴らしい建築。)


このトラブルの間で動き回っている人間こそ,責任を追及されるべきである。格好ばかりの,英断ポーズで、表面をすげ替えて、最も変えなくては行けない部分はそのまま。世界でも評価の高い日本の建築家を貶め,本質的に物を考えない、その場しのぎの折衷主義と,お金ですべてが動くと思う拝金体質、なれ合いの談合,関係者間での内々の解決などの、不可思議な日本の体質も世界に公開した。
問題は建築家のデザインじゃない、それを執り行う基礎が腐っている。
臭いにおいは元から絶たなきゃだめ。


リテラ :新国立競技場はザハ案のパクリだった!新国立競技場はやっぱりザハ案のパクリだった! ザハ・ハディド氏がJSCに口止め工作されたことを暴露

http://lite-ra.com/2016/01/post-1898_4.html


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