リテラはだいぶ前から”桜を見る会”の私物化（地元後援会ご招待）の記事をあげていたが、台風などと重なり、あまり注目されないのではないかと気を病んでいた。
この”地元後援会ご招待”の事実を突き止めたのが赤旗新聞。
そして、満を辞して、本日８日参議院予算委員会の場で、田村智子議員が激しい追及を行なった。これは必見だし拡散して多くの人がこのだらしない厚顔無恥の答弁を知るべきだ。この動画拡散希望です。

税金の私物化が当然とばかりに、ここまで緩んでしまっている。

「桜を見る会」が首相後援会の恒例行事に

安倍晋三総理＜地元・山口の後援会員を数百人規模で招待していることをスクープ。都内観光とセットにしたこのツアーは「後援会の目玉行事」となっていたといい、さらには妻・昭恵氏が名誉会長を務めたスキーイベントの実行委員をはじめ、昭恵氏の農業仲間や日本酒をつくる女性のグループなども招待されている
稲田朋美・元防衛相〈地元福井の後援会の皆様も多数お越し下さり、たいへん思い出深い会となりました。〉（2014年4月12日「日々の活動報告」）
世耕弘成・前経産相〈『桜を見る会』にて　地元女性支援グループの皆さんと〉（「世耕弘成後援会ニュースKawara-Ban」2016年新年号）
松本純・元国家公安委員会委員長〈選挙のうぐいす嬢の皆様をはじめ後援会の皆様と参加致しました。〉（同上2015年4月18日）
萩生田光一・文科相〈総理主催の「桜を見る会」が催され、今年は平素ご面倒をかけている（編集部注：後援会の）常任幹事会の皆様をご夫婦でお招きしました。〉（「はぎうだ光一の永田町見聞録」2016年4月18日）
松本元国家公安委員長〈役職ごとに案内状が割り当てられます。参加するにはこの案内状が無ければ入場できません。今回は限られた少数の案内しか入手できず、残念ながら後援会の皆様にご案内することができず、やむなく我が陣営は不参加ということになってしまいました。ご期待いただいていた皆様にはお詫び申し上げます。もっと偉くなりたいですね。〉（「松本純の国会奮戦記」2013年4月20日）

まだまだインターネット上に桜を見る会ご招待客の不用意な？自慢話、写真が数多く出ているそうだ。まさに安倍一派の我が世の春謳歌する象徴となっている『総理主催桜を見る会』言い訳も言い訳にすらなっていない。ただ用意された屁理屈官僚文章を読み上げ、
招待者人選も個人情報、予算上昇もテロ対策だと言いながら、総理ご招待後援会御一行様は手荷物検査さえ受けずまさに”裏口”入苑。

こんなことやる意味があるのか？満足に食事のできない子供たち、高齢者がいるのに、いい大人が、お祭り気分で税金で飲み食いしてはしゃいでいるだけに成り下がった桜を見る会。いっそ取りやめにして、再検討、どうしても必要とあれば、新たに基準を厳正化して始めればいい。各界の厚労者に対する賞賛や各国大使などの招待は、交友は、春の園遊会で十分だ。人選も明確さがある。政治家がこんなお祭りごとをやれば、利権や指示集めに走るのは当然と言えば当然だ。なんで始めたんだか、、。

安倍政権になってから兎に角、情報開示がなくなった。政府が野党質問に対し、適切に行っていると切って捨てることには、必ず後ろ暗い私物化、利権が絡んでいると言っていいほどだ。

安倍自公が国会で過半数を握り、野党追及を数で無視できるとたかをくくりだし、メディア掌握、忖度報道蔓延で、政権への監視機能がなくなってしまった結果の、ありえないレベルの腐敗だ。

新たに森友文章が開示され、夫婦ともに懲役７年を求刑され怒りの籠池氏は外国人記者クラブで、恨みをぶちまけ（驚くべき検察の態度など独裁国家の特高的だ。ただ彼の主張は石玉混淆で、自分の教育理念の自画自賛と、ネットデマレベルの開票システムまで、この辺を抑えればもう少し説得力が増すだろうが、もう怒りで歯止めが効かなくなっていて、
持ち前の怪しさも前面に出てしまっていたことが惜しまれる）又しても、改革という名の利権が表沙汰になってきている、入試改革。

しかし今回起こってきている入試問題・桜を見る会問題は、森加計を人々に思い起こさせる。すべての道は”行政の私物化”に通ずだ。

薄ら笑いの逆ギレパフォーマンスも、もう功をそうしなくなってきている（ごまかしとしての功を奏してきた方が異常だったのだが）以前と違う、厚顔無恥安倍一強が揺らいできていると感じるのは、ワタクシだけだろうか？

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