密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

うだるような夜、停電断水で、熱中症で亡くなった人 本当に辛い。

東京に戻れて、仕事を再開。東京の人々は、そんなに酷いとは思いもせず、連絡が取れないことに『どうなってんだーっ」という感じで心配+ストレスを溜められていた模様。


実際、被害状況を話して、『エェェェ!!!!』というような。


リテラによると、官邸はいつものごとく、のんびりマイペースで、責任者も嫌韓ツイートの方が余念無く、といったご様子。アメリカにいてもこうした態度に腹が立っていたが、実際渦中にいると、あんたたち!!!この堪え難い不快の中、ただ忍耐で待ち続けている人のことどう思ってんだよ!!!!という怒りが切実。


彼らには何のリアリティーもないんでしょう。被災している人がいるのに、酒飲んでワーッとか、ジム通いとか、ゴルフとか。一時間でも耐えられない状況の中で、いつまでかもわからず、できることはないか考え、できることが限られ、助け合い、励まし合い、何とか凌いでいる人たちがいることを、エアコンの効いたジムで汗をかきながら?酒飲んでわーと騒いで?ゴルフして?そして言い訳みたいにミーティングしました、って!?


リテラの記事に泣けてきたよ。



首都圏を直撃し甚大な被害をもたらした台風15号だが、直接的な被害だけではなく、深刻なのは、いまだ停電や断水が続き、復旧の目処が立っていないことだ。
 東京電力は、10日夜時点では、11日中にはすべて復旧させるとしていたが、今日になって「本日中の復旧見通しは立っていない」と守勢した。猛暑のなか、きのう千葉県では二人が熱中症で死亡したとみられ、このまま停電・断水が長引けば、さらに犠牲者が出る可能性が高い。
 ところが、信じられないのは、安倍政権が台風災害の対策、被害をほったらかしにしていることだな。
 

菅官房長官は9日午前の会見で「政府一丸となって被害状況の把握に努めるとともに、災害応急対策等に全力で取り組んでいるところ」などと語ったが、口先だけだ。
  何しろ、今回の台風について非常災害対策本部はおろか、関係閣僚会議すら開いた形跡がないのだ。
 安倍首相動静を見ると、台風が迫っていた9月8日日曜日は、午前中に下村博文・元文科相の次男の結婚披露宴に出席したあと、15時すぎには富ヶ谷の私邸に帰宅。そのあとは麻生太郎財務相が遊びに来て1時間半ほど滞在し夕方17時すぎに帰っただけ、私邸でのんびり過ごしている。


甚大な被害が少しずつ判明してきた9月9日月曜日も同様だ。台風被害に関係ありそうなのは、10時8分からたった5分間、沖田芳樹内閣危機管理監、関田康雄気象庁長官から報告を受けたくらい。あとは米国でNSC関係者と会談した薗浦健太郎首相補佐官、世耕弘成経済産業相など韓国への圧力を担う経産省関係者と面談しただけで、18時28分には自宅に帰っている。


そして、復旧が予想以上に遅れていることが問題化し始めた9月10日も、閣議のあと、会ったのは麻生財務相、谷内正太郎国家安全保障局長、北村滋内閣情報官、防衛省の槌道明宏防衛政策局長、大塚海夫情報本部長だけ。19時41分に自宅に帰っている。
 

言っておくが、台風については、こういう対応が普通というわけではない。実際、8月の台風10号のときは、8月14日、16日に関係閣僚会議を開き、「先手の対策を」と指示していたし、7月の台風5号のときも20日に国民への情報提供や避難支援などの対策についての「総理指示」を出し、22日には関係閣僚会議を開き「政府一体で対策を」と指示していた。
 ところが、
今回の台風15号については、関係閣僚会議も開いてないし、総理指示も出していないのだ。
さらに、冒頭で指摘したような停電や断水の復旧の見通しが立たないことで、国民の生命が危機にさらされる状態になっているのに、安倍首相はいまだ、経産省や国交省などの担当省庁に、ハッパすらかけていない。
 

こうした首相の姿勢は当然、担当大臣や官邸にも伝播している。本来なら経産大臣は電気の復旧のための陣頭指揮をとるべきだが、世耕経産相は9日に安倍首相と面談しても、メインの話題は対韓国圧力のこととみられる。9日19時頃にようやく、東電に対し早期完全復旧、電源車の配備供などを指示したとツイートしたが、きのう午前、東電の復旧計画をリツイートしたのを最後に、今日は韓国を攻撃するツイートを連発している。経産省の役人たちも東京電力に任せきりで、焦っている様子はまったくない。


去年の西日本直撃台風でも安倍首相は新潟で総裁選の票固め


 まったく信じられないが、これはもちろん、安倍首相自体が韓国への圧力と内閣改造の人事に夢中だからだ。実際、安倍首相はこれまでも、自分の関心があるイベントが別にあるときは、それがどんなにくだらないものでも、災害対策を無視してそっちを優先してきた。
 たとえば、2014年2月に起こった山梨県の豪雪では、その最中に支援者らと赤坂で天ぷら料理に舌鼓を打っていたし、同年の広島土砂災害では「災害応急対策に全力で取り組む」と宣言したあと、富士桜カントリー倶楽部で日枝久・フジテレビ会長(当時)や笹川陽平・日本財団会長らとゴルフを楽しみ続けた。


さらに2015年の関東・東北豪雨では、孤立して救助を待つ人びとや不明者も多数いたというのに、インターネットテレビ「言論テレビ」に生出演して櫻井よしこや田久保忠衛・日本会議会長とともに安保法制の必要性をアピール。
 2017年も、G20首脳会談出席のための外遊中に九州北部豪雨が発生したが、G20閉会後も外遊を続行。緊急性もない外遊から帰国しなかったのは、加計問題追及の閉会中審査に出席したくないからなのは見え見えだった。
 そして、2018年7月西日本豪雨災害のときの「赤坂自民亭」。このとき5日午後には気象庁が「厳重な警戒が必要」と異例の緊急会見を開き、同日数十万人に避難勧告が出されていたにもかかわらず、5日夜、総裁選の票集めのために、「赤坂自民亭」なる内輪の宴会に参加。6日夜にも公邸で、総裁選のために無派閥議員取り込みのための会合を行っている。甚大な被害がすでに広がっていた6日土曜日午後〜7日日曜日の時点でさえ非常災害対策本部の設置をスルーして、7日朝に15分だけの関係閣僚会議をやっただけでさっさと私邸に帰るなど、66時間も災害を放置していた。


さらに赤坂自民亭への批判もさめやらぬ2018年9月、関空など西日本を直撃した台風。台風直撃の翌日、平成最大規模の約50万軒で停電が続き、関空にも多くの人が取り残されているなか、安倍首相はなんと総裁選の票固めのため、新潟県に。ホテルの宴会場で開催された「安倍総裁の3選を実現する新潟県民の集い」に出席したのだ。
 

もう何度も指摘したことだが、ようするに安倍首相が大事にしているのは、自分の権力維持と極右思想実現、そしてお友だちとの付き合いだけであって、国民の生命のことなんて微塵も考えていないのである。だから、他に何もないときは、“俺はやってるぜ”アピールとして災害対策を大仰に指示するが、自分の関心事が別にあるときは、途端に災害をないがしろにしてしまうのだ。
 

今回の内閣改造で小泉進次郎が入閣することで、またぞろ、安倍内閣の支持率が上がるだろうが、こんな首相のもとでは自分の生命がどんどん危険にさらされるということに、いい加減気づくべきではないか。
(編集部)


まるでカビ臭い湯船の中でまんじりともせず一昼夜、それがどのくらい続くのか、今夜も、明日も、、、。情報は?復旧は?この一瞬一瞬が被災された方達の忍耐が永遠かと思われるほど続く。その苦痛や不安や不快。命があるだけ感謝しろ、とでもいうのか?


もし冬なら、暖房のない床板の体育館で、風邪薬もない。どれだけ絶望的な中、なすすべもなく、ただただ我慢。命の限界との競争だ。


それなのに、あなたたち選民は!! 選民と思っている、市民に選ばれた政治家という代表は、最近は、同情するふりも、心配するふりさえしなくなった。そしてまだ嫌韓って、どれだけ棄民すれば気がすむのか!!!


だが、国民は諦める。そういう人たちだし、そういう身分制度だし、えらいおじいちゃんやお父さんだし、って。


民主主義は、戦後偉いいおじいちゃんを持たない人にも平等に権利を分け与えた。七十数年立って、かつてえらかった人たちの子孫は、偉くない奴らが権利を主張するのは生意気だ、と、また国を持ち出して、みんな我慢しろ、という。


国とは、国民の犠牲の上に成り立つ、国が国民の血を吸い上げて成り立つものではない。
国民みんながルールに則り、お互いの生活を支え合うしくもなのだ。
今いう愛国とは、かつてえらい選民と思っていた人たちが、自分たちの確固たる地位を取り戻すために鍵出してきた二番煎じの洗脳でしかない。


自分がいい位置にいる、それを確かにしたいそれだけの、志もない劣化世襲政治家を認めてしまったら、棄民愚民政治は確立する。


そいて彼らは彼らが見下し利用する人々の100分の一の正直さも、善良さも、同情心も、持ち合わせず自分たちは有能だと勘違いしている。もうそんな奴らをのさばらせるな。山本太郎氏の言葉を借りれば、雇われ店長なんだ。選民なんかじゃない。


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