密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

”Diarrhea of the mouth”お口の調子が、持病のおなか同然

しゃべる事が大好き、沈黙は無を意味するアメリカでは、内容のない話でもとにかくだらだらと話し続け、本人は一座の中心のつもり、他の人は早くこの場をどう切り替えるか?あるいはそっと立ち去ろうかと心の中で考える状況にしばしば遭遇する。もちろんアメリカでは、だれも空気は読まない。こういう人を、”Diarrhea of the mouth”と云い,アメリカの社会問題の一つ(W)だと、ある雑誌の辛口コラムに載っていた。


”Diarrhea ”は下痢と云う意味、かなり辛辣な表現であるが、空気を読み,人の迷惑になる事を良しとせず,究極の理解は"阿・吽”であるはずの、我が国日本、しかしリーダーたる安倍首相のお口の調子が、持病のおなか同然とは、周囲、いや国民の半数はストレス増大。こちらの状況は,そっとその場を立ち去ったり、話を切り替えたりできない上、日本の将来を迷走させ、国の体力を消耗させる。もちろん野党議員の質問時間も消耗させる。


首相答弁中、あまりに聞いていて頭がグラグラしてしまうので、つい後ろに映っている石破氏の微妙なリアクションに目が行ってしまう。尊敬の念,共感でうなずいていると云うよりは、『ケッサク!!よくやるよ。よくそういう事が言えるよなぁ,俺にはとうていできないけど。』といっているようだ。


安倍首相の答弁は常人では,恥ずかしくて出来ない論理展開を、聞いてる相手の頭が狂ってくるような,絶妙の声の波長、リズム、滑舌の悪い早口でくり換えし攻撃と,安倍ワールドの中のみで整合性が成り立っている安倍論理への頑迷な思い込みによる防御で成り立っている。さすがに,今国会は野党議員諸氏も対策を立てて臨んでおられ,頼もしい限りだ。


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安倍氏の周囲が安倍首相を中心に据えているのは,安倍氏のこの特異な能力ゆえなのではないか。ご本人は本当に信じて,というか,自分の中で事実を作り替えてそれを信じてしまえる希有な才能の持ち主で、きっと、ご本人はどうして周りは私が言っている事を理解できないのか?と本気で憤っているのではないだろうか。だから,時々,馬鹿にしたような笑いを漏らす。この状況でこういう笑いを漏らす安倍感覚には薄ら寒い思いがする。


安倍首相に必要なのは,白紙委任、無検証の状態で、本人の答弁でも、『一生懸命やっている』『色々あって単純には言えない』『私を信じて』『その場に応じて判断』これにつきるのである。


そして、こういう主張は、民主主義の国では小学校の学級会でも突き上げを喰う。そんな事が通用するのは専制君主の統治国か独裁政権の国。バカ殿(馬鹿指導者)と彼を祭り上げて実権力を握る重臣たちの国である。
だから,緊急事態条項など絶対新設させてはならない。


夏の参院選挙まで国会でどんどん政策のいい加減さを暴き、体力消耗の原因”Diarrhea”を止瀉しなければならない。まあ、一番の特効薬は、野党共闘、選挙勝利、安倍政権退陣であるが、しかしこちらも,抗アレルギー剤が必要みたいですが。


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