密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

経済がダメなら外交それもダメなら、改憲が争点。やりっぱなし総理の稚拙な詭弁

老後2000万円貯蓄推奨問題で、受取拒否、なかったことにする作戦が完全に裏目に出た安倍政権。ロシアにいいようにやられ、譲歩したつもりの北朝鮮に無視され、傍目からは滑稽にも映るイラン・アメリカ橋渡しもハシゴを外され、哀れな無能ぶりを世界にされした。”もうこうなったら、国民の目をそらすしかない!!!”と、今度は改憲が選挙の争点と言い出した(というか末期的焦りから悲願の改憲に特攻!!かな?)。

安倍晋三首相(自民党総裁)は21日、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が主宰するインターネット番組「言論テレビ」に出演し、自身の党総裁任期が令和3年9月で切れることを踏まえ「一番大きな仕事の一つは憲法改正だ」と述べ、任期中の憲法改正実現に強い意欲を示した。


 夏の参院選について、首相は「ただただ立ち止まって議論しない政党か、正々堂々と議論する政党かを選ぶ選挙だ。そのことを強く訴えていきたい」とも語り、選挙戦で改憲議論を阻む野党の姿勢を争点化する考えを明言した。


 首相は番組で、昨秋の臨時国会と今月26日に会期末を迎える今国会を合わせた憲法審査会の審議時間が「衆院は2時間、参院は3分だ」と指摘した。


 その上で「予算委員会のようにテレビ中継があり、政府を追及する華々しい場面はないが、議員が憲法について見識をぶつけ合い、真剣にどういう国を造っていくか議論しないのは残念だ」とも述べ、衆参の憲法審査会で改憲議論に応じない野党第一党の立憲民主党の対応を批判した。


 改憲には最終的に国民投票で過半数の賛成を得る必要があるが、首相は「その国民の権利すら奪っていると思う」とも語った。


「ただただ立ち止まって議論しない政党か、正々堂々と議論する政党かを選ぶ選挙だ」ってまさに、”何を調子いいこと言ってんだよ!!”ですね。
だいたい解散権はあるけれど、争点決める権なんてあるの?「そのことを強く訴えていきた」そうでしょうね、他に強く訴えられることなんてないんだから。


「予算委員会のようにテレビ中継があり、政府を追及する華々しい場面はないが、議員が憲法について見識をぶつけ合い、真剣にどういう国を造っていくか議論しないのは残念だ」その華々しく国民の関心も高い予算委員会を自己都合で封印しているのは誰だ。


改憲よりやらなければならない問題が山積みだろう。憲法改正より、政権の恣意的運用を糾弾し、官僚の腐敗を正し、行き過ぎた格差社会と是正し、貧困と子育てと老後不安を解消することを議論することこそ、「真剣にどういう国を造っていくか議論」と言える。


言うに事欠いて、この民主主義も立憲主義も理解していない男が国民の権利を口にするとは、、、、開いた口が塞がらない。
押し売りが、欲しくもない人に物をうるのに、あなたはこの商品がいいか悪いかの議論に加わらない、あなたは買う権利を放棄しているんですよ、と言っているようなものだ。


だったら世論調査をしてみればいい。ただし質問は、
”あなたは今、852億円をかけて、憲法改正国民投票を行いたいですか?” だ。


あっちがダメならこっちが、これは嫌いだから他のが欲しい、日本の国はわがまま坊ちゃんのおもちゃじゃない。


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