密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

他国文化なんてどうでもいいトランプに相撲升席観戦で大迷惑

なんだか、トランプ大サービスツアーは、いろんな意味で日本の国民にストレスを与えている。反知性主義の甘やかされたバカ息子に、日本人が大事にしている皇室と相撲(どちらも日本の神道由来の神聖なものとされてきた)を差し出す安倍晋三。ところがトランプは、ありかががるどころか、珍しいものを見る物見遊山以上でも以下でもない。
特別な対応を日本がしてくれることに自分の権力を感じて気持ちいいかもしれないが、
決して、日本の伝統文化を深く鑑賞したりはしない。


お相撲より、マッドレスリング(ビギニの女性が、ドロやオイルの中で格闘するショー)
の方が、彼の好みだろう。
安倍晋三は、日本にこんな素晴らしいものがあると、招待者に必死におもてなしするが、
人を選ばないといけない。最低でも、マイナーな国の文化に対して、寛容な理解と興味のあるふりをしてくれる人でないと(今や世界を席巻する勢いのSUSHIでさえ、気味の悪い食べ物として敬遠するアメリカ人は50%以上はいる。トランプな人たちでは、99.9%がそうだろ。一人寿司好きのトランプ支持者を知っているので100%ではない。トランプ自身も刺身がtべられるかが疑問だ。)


ゴルフとモデルクラスの東欧の美女、コーラとハンバーガーとフライドチキン、黒焦げのステーキとポテト、そんな男に、これほどの犠牲を払って、日本文化に土足で招き入れてどうする(比喩です。さすがにトランプも畳に土足はしないだろう、と信じたい)。


お相撲の興行的にも、お相撲ファンにも大迷惑の、トランプご招待。

米国のトランプ大統領の大相撲観戦で相撲茶屋が困り顔だ。警備上の理由から「茶屋なのに茶が出せない」とぼやいている。


相撲案内所、通称相撲茶屋は、日本相撲協会から一部の入場券の販売を委託され、購入した観客に飲食物、土産物の販売や湯茶の接待を行う。出方と呼ばれる、たっつけばかま姿の従業員が、急須と湯飲みを載せた盆を升席に運ぶのはおなじみの光景だ。


 この急須や湯飲みが割れ物であることが問題視された。割れ物は凶器になる可能性もあるため、千秋楽は客席への持ち込みが禁止される。瓶入りのビールやワインも同様で、案内所関係者の間では、「パリンと物が割れる音がしただけで米国のシークレットサービスが身構えるらしい」といううわさも飛び交う。ペットボトル入りのお茶は販売できる見込みだが、「普段は無料なのに、百数十円をもらうのはいかがなものか。心苦しい」と悩ましげだ。


 トランプ大統領が観戦予定の1階正面席は千秋楽だけ約1000席分が販売されていない。対象は土俵下のタマリ席後方と升席の大半。料金は1人あたり1万4800~9500円で、売り上げの一部が相撲茶屋の収入になるが、1000万円分以上が販売されていない計算だ。


 「貴賓席で見てくれるなら、ここまでにはならないのに……」と案内所関係者。「せめてトランプさんが相撲ファンになってくれたら良いのだけれど」と祈っている。【飯山太郎】


トランプがお相撲に詳しいとも思えないし、セキュルティー上貴賓席で、天皇陛下もそうされてます、といえば、OK~、ってなもんだし、SPも大助かりだったろう。
なんだかこだわりのある誰かさんが、こだわってこんな方向にしたのではないかという気がしてならない。


トランプは決してお相撲ファンにはならないだろう。アメリカにたくさんいる太った男たちが裸で格闘する、その前に、よくわけのわからない儀式を長々とやる。そんな他国の文化に理解を示したり興味を持ったりするやつなら、一生自分の街から出ず、知識や情報を否定し、そこで暮らすことが一番と考える人々の絶大な支持を取り付けたりしない。本も読まない、ニュースはFOX、ベースボールとフットボール、音楽はカントリーウエスタン、食べ物は、先述の通り、女性だけはヨーロッパ趣味のトランプが、お相撲ファン、難しい。
"Do you like it? "  "OK"  "It was so exciting isn't it?" "OK" こんな会話が想像できる。
まあお愛想に、”Great”を連発するかもしれないが、お相撲の伝統とファンを犠牲にする価値はない。


自称中道保守の枝野幸男氏は、こんなことを言っている。

立憲民主党の枝野幸男代表は25日、安倍晋三首相とトランプ米大統領による26日の両国国技館での大相撲観戦に関し、2階の貴賓席でなく土俵に近い升席にいすを設置するとされる対応を批判した。天皇陛下が警備の負担や周囲への配慮から2階席から観戦されているとの見方を示した上で「日本政府が(升席の)提案をしたのなら、陛下に失礼ではないか」と述べた。


 さいたま市で記者団の質問に答えた。


 同時に「最大の同盟国である米国の大統領に日本の歴史や文化に接してもらう意味で、大相撲を見てもらうのは歓迎すべきことだ」とも語った


別に陛下に失礼、とは思わない。天皇家の人々は、国民思いでご自分たちのするべきことを心得、気を配っている。トランプがどうしようと関係ないだろう。
こんなことで失礼コメントを出すなら、安倍晋三が行なった、平成天皇に対する失礼の数々の方がずっと顰蹙ものだったのだからそれを指摘すればいい。


このコメントで、”保守”の賛同が得られるといいですね。こういうとこ好かんね。
でも野党共闘頑張ってくださいと心よりお願い申し上げます。


まあ、トランプは”天皇陛下にお目にかかるのが楽しみ”とコメントしたというが、本当はどんな英語でどう言ったのやら。
Hi Naruhito, Nice to meet you"などと安倍総理大好きなファーストネーム呼びでポンポン握手は悪夢であるが、それはさすがに、、しない、、、、だろう。


日本のあと訪問予定のイギリスでは昨年を上回る、大規模な反トランプが起こると予想される。かたや日本は?またしてもワイドショーは大騒ぎで歓迎ムードもりあげ?


トランプにとっては、至れり尽くせりの忠犬ツアーコンダクターが、お楽しみを余すところなく取り揃え、イジーに優位性を保てる間柄で、しかも、たくさんのの土産を期待できるわけだから、機嫌の悪かろうはずもない。(アメリカでは、天皇に謁見するのは200年で自分が初めて、などという嘘八百を吹いているらしい)


自分の母国が、トランプに平身低頭する様を見るのは、非常に不愉快である。


追記
”相撲大統領杯新設”ってほんと?! 勘弁してよ、そこまで媚びる?

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