密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

太郎も怒る”りっけん”の泰然自若

れいわ新選組立ち上げ後、該当記者会見で各地を回る山本太郎氏の演説は、怒気を含んだ迫力で、喝采を浴びる。彼の経済政策を支持し、コラム・YouTubなどで発言する専門家・識者も出てきている。



れいわ新選組代表 山本太郎街頭演説 2019年5月8日秋葉原電気街口
山本太郎氏をこの行動に掻き立てたのは、野党、特に第一党・第二党の予定調和的態度であるように思う。


もちろん彼は野党共闘破壊を目論んではいないので、”様子見で” ”刺激剤・起爆剤として”の立ち位置を設定もしている。小沢一郎氏の下、政治家として研鑽を積み確固たる政治家としての研鑽・基盤を得る、ということが、この国の壊されてゆく速度間に合わない、そう叫んでいる。たった一人の行かれる青年が、本物の草の根ムーブメントを起こそうと全身全霊で訴える姿は、胸を打つ。


政策と演説の力で、若者を熱狂させムーブメントを起こしたバーニー・サンダースのごとく、国民の怒りを代弁し、目指せる未来への道筋を示す、アメリカなら間違えなく、彼は大きな支持者の塊に押し上げられるだろう。日本でもそうあってほしいが、彼に続く第二人材が、三宅 洋平氏などでは、無理がある。 ウーマン村本こと村本大輔氏あたりがタッグを組めばかなり強力な推進力を持つだろう。


本人も言うように、一人で政党要件を満たす投票率を得て、党首会談も幹事長会談も全部山本太郎、と言うのも悪くはない。


この山本太郎氏が、危機感を持って指摘したのが、選挙公約における、消費税への”りっけん”の対応だ。


外交八方塞がり(最後の頼みの綱の北朝鮮からも無視されている)の安倍は、3度匹のどじょうを狙い、消費税増税延期を打ち出し、”その信を問う”と、衆議院解散W選に持ち込む見方が強まっている。(しかしおんなじ嘘と言うか子供騙しを3回もやられてまだ、選挙の争点が、『消費税増税延期に賛成なら安倍に一票』などと真正面に捉えて投票する人がいると言うのが信じられないが、いるのかなぁ?)


そこで同じ消費税延期では、野党は戦えないから、消費税5%に減税を野党共闘共通政策として打ち出すべきだと言うのが山本氏の訴えであるが、”りっけん”の幹事長会談を見て、彼らの”泰然自若”に本気の危機感を持っている。


この会見で質問したジャーナリスト氏が翌日8日の太郎氏の街頭記者会見で、問題提起をした。

5月7日 #福山定例会見
このジャーナリスト氏に安倍政権が消費税延期を公約にW選を仕掛ける可能性があるが、この対応について聞かれた福山氏は、「それは、安倍政権の経済政策が失敗したとやっと認めるたことであり、そこをついてゆく』と言う趣旨の答弁をした。


太郎氏でなくても、『違うだろ〜ぉぉ』と叫びたくなる。国会での追求じゃないんだから!! 選挙で、『安倍政権の増税延期は経済政策の失敗を認めたと言うことです。
こちらの増税延期とは違います』なんて言っても国民はピンとこない。
おんなじなら、安定感のある自民党に、となると言う太郎氏の主張はもっともだ。


安倍政権が、増税延期をチラつかせたら、即座に消費税5%を打ち出して戦う、これが野党第一党の指導力で、”選挙に勝つ”方策だろう。


共産党は消費税廃止が党の政策だが、野党共闘で其の政策を打ち出せないと言う。
太郎氏同様5%に減税の共通政策を主張すべきだし、もし受け入れられなければ、
この点は、消費税廃止で通すべきだ。


”りっけん”は消費税に対する即座の減税公約打ち出し、共通公約として戦うべきだ。
宣伝だけは超一流の安倍政権に、地味でぬるい本質論を説き、ボトムアップだ草の根だ、と、泰然自若としていては、また負ける。


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