密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

昔の名前で出ていますぅ〜。民主党の正当性?なんかずれてない?

国民民主党が、党の略称を『民主党』にしたそうな。 立憲民主党は結党当事から略称に『民主党』を使っていた。(当事、現国民民主党のメンバーは希望の党だったし、残留組は民進党だったから) それなのに、民主党という略称を奪い返す的な行為は、見ている側は、嫌なことをするな、という感じになる。

国民民主党は17日開いた総務会で参院選挙届け出の略称を「民主党」にすることを確認。平野博文幹事長は(1)参議院会派で国民民主党・新緑風会は「民主」が公式の略称
(2)選挙を戦う改選参議院議員にとって「民主党」の略称が最も親和性がある
(3)国民民主党は民主党の後継政党で、法的にも存続政党に位置づけられる
ことを理由にあげた。


 参院選挙届け出略称を「民主党」とするのに伴い、民主党は党規約第1条の「1.本党は、国民民主党(略称:国民党)と称する。」としている部分の「(略称:国民党)」を削除し、「1.本党は、国民民主党と称する。」とするため両院議員総会に諮ることにしている。


 ただ「民主党」の略称は2017年の衆院選で立憲民主党が党略称として使用しており、同じ略称になれば混乱は避けられない。


 新聞、テレビ、ネットニュースは立憲民主党を「立憲」と表記し、すでに『立憲』が略称表示で国民の間に定着していることや「立憲」が党の立ち位置をより明確に示す表記になっていることから、立憲民主党は「立憲」で登録するほうが得策ではとの受け止めもある。ただ「立憲」では「憲」の文字が書きづらいこともあり、「りっけん」とひらがな表記する工夫も必要になりそう。(編集担当:森高龍二)


ここへきて、『民主党』を名乗るのは自分達だ的正当性の誇示は、かつての与党の夢にしがみつく国民民主党の浅ましさを象徴している。党規約を変えてまで、彼ら曰くの『かつての仲間』の使っていた略称を奪い取るがごとき態度は、いただけないし、ずれている。


枝野氏は、あっさり、略称を『りっけん』にすると発表。
国民民主党よ、かつての夢にしがみついてどうする。政権交代可能な、”保守”二大政党など、意味がない。どっちに転んでも大差ない、国民の気分転換をするだけの、支配層のお為ごかしになりかねない。アメリカの、民主党と共和とは、本当に目指す政策が違う。
だから国民は共和のやり方に不満を持てば民主党、またその逆と入れ替わる。これが政権交代可能な二大政党ということだ。行ってしまえば、自民党と共産党で二大政党というぐらいの差が欲しい。


しかし共産党に特殊なステレオタイプをアメリカから刷り込まれた日本社会では、”保守”という言葉を出せば、国民は安心する、などと思うセコさが、安倍政権に勝てない
理由だ。自分の信じる最良の政策を打ち立て、ムーブメントを起こしてバーニー・サンダースのように、堂々と自民党とまったく違う政策で勝負し、国民を巻き込める強さとダイナミズムが必要だ(枝野氏は、理屈っぽく”保守”と何か、などとグダグダ言わず、リベラルの旗手となるべきだ)


小沢氏の理念のもと、野党を一つにとか、統一名簿、とか言ってるなら、こんな相手に失礼な主張で、すでに使っていた略称を横取りするような、感じ悪い+せこい真似はするべきでない。せめて事前にお伺いをたてるべきが『かつての仲間』への礼儀だろう。


こんなことをするから、支持率が最低になるのだ。


脱国民民主合流の山本太郎氏の”れいわ新選組”。政党要件を満たす候補を擁立できれば政党となる。素早い立ち上げの公式サイトがセンスがいい。寄付もこちらから受け付けている。(少し寄付しました)

このサイトを見て、改めて、選挙に出るのにお金がかかりすぎると思った。
これでは、個人では到底戦えない。政党の紐付きになるのは当然だ。


政党は(共産党以外)政党助成金で推薦候補を援助できる。政党助成金は国民の税金だ。
国民は、強い政党に多くの税金援助を出し、より強くしてゆく。世襲議員がはびこる。
イギリスのように二世三世議員は同じ選挙区から出てはいけないようにしなくてはいけない。


孤軍奮闘山本太郎君頑張って欲しい。こういう冒険者を潰してしまいがちな日本社会はいずれ閉塞する(もうしている?)。女性と若者が意識を高め、政治に興味を持てば変えることができる。


今回のアメリカ中間選挙では、女性候補者マイノリティーの躍進が目立った。
CNNの調査では、投票率は過去最高だという。
18~29歳層の投票率が36%と大幅に増えたことが53%の数字達成に大きく貢献した。この年齢層の14年の前回選挙での投票率は20%だった。16ポイントの伸び率は世代別では最大だった。


民主党が下院の過半数を奪還したが、若年層の支持票が増えたことが一因。
女性の55%が投票し、男性の52%を上回ったことも判明した。女性の場合は14年比で12ポイント増で、男性は11ポイント増だった。


25歳以下の有権者で投票した女性は33%で、男性は27%だった。前回選挙と比べ共に増えていたが、女性は16ポイント増、男性は13ポイント増だった。
人種別では、白人の投票率がアフリカ系(黒人)、アジア系やヒスパニック系を上回るとの従来の傾向は変わらなかった。ただ、アジア系とヒスパニック系の伸び率は13ポイントで、白人の12ポイント増や黒人の11ポイント増より多かった。


若い人は自民党支持と聞く。自民党は従順な国民作りに成功したのか?野心がなく長いものに巻かれ希望も持たず刹那的に生きる、そんな諦観の世相も垣間見える。
社会状況が、支配層と
被支配層に大きく分かれてしまった日本では、仕方のないことかもしれないが、しかし、それが若い世代の本質とは限らない。現に、立派に行動し発言する若い世代もいる。それを白眼視する同世代を、少しづつ巻き込んで、世の中を変える力の一員が自分にあることの、自覚を持ち、広い視野の情報を検証し、行動する、そうしたことが起こらないとは言えない。


安倍政権に対峙する選挙もこうした変化を若者に女性たちのもたらす機会なのだから、つまらない”略称の正当性”なんて興ざめなことはせずに、ダイレクトに政策をぶつけてはどうか。(”れいわ新選組”のサイトは政策を真正面からぶつけている、少しは見習え!!)



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