密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

共産党の躍進をめざす、は、背水の陣

そろそろ,見極めを付けなくては行けない,民主党との共闘。
国民連合政府」現時点では困難…共産・志位氏

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160110-OYT1T50078.html?from=ytop_main1


民主党の認識は、非常に楽観的自負心に支えられたもので、救い様がない。常に話し合いを求め、当ブログのように怒りの民主党批判などせずに、忍耐強く臨んできた志位委員長。しかし、もうこれ以上、天岩戸を明けるのに時間を費やして入られないし,岩戸の中に天照大神はいない。


一部に、共産党の勢力拡大の策謀とか、民主党票などが共産党に流れただけなどと云う意見も聞かれるが、野党転落後の民主党に皆そこまで期待はしていなかったし、またその期待(?)を裏切らず、ぐずぐず,ぐちぐち対局の見えない小事を宣う民主党。当初、共産党は,自分たちが呼びかけ,軌道に乗ったら,民主党主導で、安倍政権に対峙し,後方支援、掩護射撃を受け持とうと,思っていたのではないか。
しかし、民主党は思い切った動きをせず、共産党に何か別の狙いがあるかのごとく勘ぐり、大切な時間を
集散離合のごたごたに費やす。その上で,厚かましくも「(反安保関連法の)一点だけで一致しているからといって政府を作るのは違う」(岡田代表)と参加を否定する一方、共産党に候補予定者の取り下げを求めている。


にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ


にほんブログ村


このごろ志位委員長は,共産党の躍進も大切と発言するようになった。ただ単なる自己犠牲で、邪魔をせず,候補を黙って取り下げてくれれば,全て巧く行くと云う,民主党+維新の考え。だが、もしそうやったとしても、安倍首相+橋本徹氏には勝てないんじゃないの? 民主党では,安倍の暴走をとめられない。なぜか?民主党は安倍に嘗められている。みすかされている。そんなに違わない政策をああだこうだ、すぐブレるし、青臭いし,詰めが甘いよねぇ、、と云う具合に。そんな時に、がっちり歯止めをかけ,安倍政権を追いつめるのは共産党。民主党の望む、無謀な選挙協力で,議席を減らし国会での発言時間を奪われる事になっては、もう、どうしようもない。


憲法改正ー緊急事態法新設=全権委任法がかかった選挙。自公+お維新VS民主+維新 のタッグマッチは、ちっとも好カードではない。この構図で選挙に向かうなら、安倍首相はW選挙をしかけ、臨機応変な対応も英断も出来ない岡田民主+維新は大敗するだろう。それならそれでもう仕方ない。民主党が、唯一勝てるカードを放棄したのだ。国民の声をへ理屈で無視して、勝てそうもない相手に勝つ気もない戦いをするという。負けても,民主党与党時代の成果とか、民主党のアイデアだったとか、繰り言をほざいていろ。でも、日本はどうなる?


だから,共産党には躍進してもらわないと困る。くわえて、小沢代表の下、山本太郎氏のクローンがあと10人くらい必要。クローンは間に合わないから、とにかく真っ当な国民の代表を,信頼できる個人を出来るだけ国会に送り込み、軍事独裁国家転落に徹底抗戦。心ある国民も大きく声を上げ、体を張って後押しするしかない。緊急事態法が設置されれば,こういう市民運動、抵抗運動は,文字通り命がけの物になるし、そうなって,命がけで抵抗できるのか?といえば、これはとても難しい。90%の人が沈黙を余儀なくされる。


そうなる前に、勇気ある10%の誰かの不信な死を目にする前に,止めなくてはならない。
今の所は、民主維新をそこそこ応援し、半端選挙協力を後押しし(民主党にもいい議員は沢山いるので)、しかし,共産党を躍進させると云う保険を手放してはならない。共産党が引っ込んでいれば全て巧く行くなんて、寝ぼけた事は平和な時に言ってくれ。


PVアクセスランキング にほんブログ村


ランキングに参加しています。宜しかったら
下のバーナーをクリックしていただけると嬉しいです。


にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村