密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

浪人中の議員を世話する大学は補助金と留学生でガバチョと儲ける

4月4日の参議院決算委員会での吉良よし子議員の質疑を見て、記事にまとめようと思いながら、だいぶ時間が経ってしまった。


国会でも、問題・不祥事・疑惑が山積みで、この吉良氏の追求は、メディアもあまり大きく取り上げなかったが、教育が金を生む、と言う発想で大学を新設し、また少子化も外国人留学生で補填できると言う発想の”教育者ー大学経営者”とそうした大学に、客員教授の肩書きをもらい”浪人中”にお世話になる自民党議員。これも癒着と言わずしてなんと言う。私学助成金も、高等教育無償化も、税金の横流しの口当たりのいい口実に過ぎない。




東京福祉大「秋本司・副大臣」吉良よし子・共産の質疑4/4 参院・決算委
3年間で1400人が所在不明となった東京福祉大学留学生大量失踪は起こるべくして起こった、と言える。当初受け入れ人数300人であったのに、5133人と膨れ上がりしかも、規制のない研究生扱い。教育内容も、アパートや銭湯の二階を教室にして教育を行っていたと言う驚くべき杜撰さ。まさに悪質な留学生ビジネス。


ハーバービジネスは東京福祉大学留学生大量失踪の背景を取り上げている

渦中の東京福祉大、元教授が緊急記者会見

中島恒雄氏のおぞましすぎる経歴と考え方。



大量の留学生が行方不明となった東京福祉大学(東京都豊島区)。同大学の教授だった田嶋清一氏は4月10日に記者会見を開き、元総長である中島恒雄氏が「金儲け」のために留学生を大量に受け入れていたと告発した。  同大学では、2018年度に「研究生」として受け入れた留学生3200人のうち、688人が行方不明となっている。2016年度からの3年間では累計で1400人が所在不明になっているという。 「研究生」とは、学部の正規課程に進学するための準備として、日本語や日本文化を学ぶ留学生のことを指す。授業に出席するのは、週に10時間以上でよいという。  同大が大量の留学生を受け入れたのは、収入の確保が目的だったのではないかと指摘されてきた


「そしたら、ガバチョガバチョじゃん」
 田嶋さんは2011年9月に行われた会議の議事録と録音データを公開。実際に、中島氏から「金儲け主義」とも思えるような発言があったと指摘した。議事録によると、経営学部の新設を目指す会議の中で、中島氏は以下のような発言をしている。 「120億の金が入るわけだよ、専門学校で。大学より大規模になっちゃう、もうかるの。何でそれをやらんの。聞いてんだよ、おい」 「そいで4年間やりゃあ、上手にやりゃ、おまえ、今の勝手な試算だけど、120億入るって。どうだ伊藤、すごいだろ、おまえ。このアイデアは」 「そしたら、ガバチョガバチョじゃん」 (表記は全て議事録ママ)  これ以外にも中島氏は、“いくら儲かるのか”という話を繰り返ししている。田嶋氏は、「学校運営の目的が、教育や研究ではなく、金儲けにすぎなくなっている」と中島氏を批判した。 


出所後も大学の経営に関与
 中島氏は2008年1月に強制わいせつ罪で逮捕され、懲役2年の実刑判決を受けている。それ以降、表向きは大学の教育と研究に関与してこなかったが、実際には影響力を保持し続けていた。今年3月末の職員研修会にも参加し、大学側に問題はないことや報道が誤っていることを主張していたという。  女子留学生への不適切な行為もあったという。田嶋氏は「十数年前から自宅に女子留学生を宿泊させています。中島氏に近しい人物によると『留学生たちに夜の相手をさせている』といいます」と話す。裁判で意に反した性行為があったことを認められた留学生がおり、彼女には(中島氏から)示談金を支払われています。


留学生30万人計画」の影で留学生が食い物にされている
 指宿昭一弁護士は、「こういう大学があってもいいのか」と同大のあり方を批判する。 「留学生は金儲けの道具ではありません。『留学生30万人計画』の影で、こうした不適切な学校に食い物にされる留学生が後を絶ちません。大学と中島氏の責任を明確にするべきでしょう」  2008年に策定された「留学生30万人計画」。留学ビザの発給基準も緩和され、2018年5月には、大学や日本語学校などに在籍する外国人留学生が約29万8000人に達した。こうした拙速な受け入れが、大量の留学生の行方不明というひずみをもたらしたと考えられる。 <取材・文/HBO取材班>


教育者の使う日本語としてもひどいものだ。昔人形劇”ひょっこりひょうたん島”にドン・ガバチョという、憎めない愛嬌のある俗物がいたが、こちらの俗物ぶりは、醜悪以外の何物でもない。留学生の弱みに付け込んで性的虐待、性犯罪を犯しても、しゃあしゃあと、大きな顔をしていることは、安倍友の元ジャーナリストを思い起こさせる。


”裁判で意に反した性行為があったことを認められた留学生”日本のひどい性犯罪の被害者聴取に耐え、よく頑張ったと思う。さぞ辛かっただろう。しかし、認められなかった、あるいは告発しなかった留学生もかなりの数いたのではないだろうか? 


現地の女性を連行し、土人女呼ばわりをして性奴隷にした、日本軍。
日本人はそんなことしないって?するでしょう。弱いものに支配力を発揮して威張り散らすのが大好きな日本人男性は他国と比較してもかなり多い。


話を戻すと、この大学の秋元環境副大臣が”浪人中”この大学に、客員教授・非常勤講師
そし、その後理事に収まった。


アメリカでは、正式に大学で教えるには、修士以上の学位が必要だ。秋元氏は大東文化大学経済学部に入学。 1996年3月、同大学経済学部を卒業で、修士号博士号は持っていない。


高等教育において、こうした恣意的な、政治的な教授の人選が行われることは、また政治家に恩をうるようなことが公然と行われているのは大きな問題だ。かの有名な加計学園系れる大学には、安倍周辺の議員が”浪人中”お世話になっている。観測気球の衆議院解散を匂わせた、安倍側近羽牛田光一氏も浪人中加計系列の大学にお世話になり、その後、千葉科学大学名誉客員教授(このかたも学士号のみ)もちろん学位はなくても、特別な才能、功績の人を、客員・名誉職として招くことは有意義かもしれないが、一介の政治屋さんでしかも落選議員が、大学で教鞭をとって何を教えるのか? 大学という学問府の誇りなど何もない。


こうした、”浪人中”のお世話をし、返り咲いたら、恩返ししてもらう(そのために、当選後は、名誉教授だの、理事だのにしておくのだろう)


外国人労働者も、介護も、医療も、教育も、子育ても、すべて金のなる木に見える人々によって日本は支配されているということを自覚しなくてはならないし、少しでもこの劣化社会を変えるには、まず安倍自民党政治を終わらせることだ。


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