密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

塚田副大臣辞任、ついに”職責全うさせる”を諦める安倍 

NY移動で、ニュースも国会中継も見ていないうちに、塚田大臣忖度発言そして辞任へ。浦島太郎よろしく、後追いで4日の参議院決算委員会の国会中継を見る。


それにしても、何があっても、ごめんで済ませて、”職責を全う”で全て通していた安倍政権が、さすがにかばいきれず、辞任。野党追求がついに辞任を勝ち取った、という気分である。
しかしこういう気分になること自体、いかに安倍政権がもうずっと、全ての問題に、厚顔無恥・国会無視をして、”職責を全う”させてきたか、改めて、異常な政権であると思う。


さて、4月4日の仁平議員の塚田忖度問題追及は、わかりやすく、何が起こったのか理解できる。

仁比聡平 議員 決算委員会 質疑 2019年4月4日
ここでも、自分の発言を、”事実と異なる発言”といい、謝罪する。謝罪したから職責を全うする。それで済まそうとする安倍総理。
塚田大臣は大勢の人がいて舞い上がった、というようなことを言っている。確かに、親分の絶大な権力に、世間のバランスとかけ離れた空気を受けて、舞い上がった小物が突っ走った、ということだろう。しかしこれは、舞い上がり議員の失言では済まされなくなった。彼の発言を聞いていると、赤坂自民亭の時の、『酒飲んでわー、いいな自民党』よ自分たちの世界しか目に入らない幼稚さを感じる。


安倍・麻生の地元への利益供与に当然働く一部の奉仕者たる安倍自民党。
第二関門道路の早期実現を要望する関門会のトップに安倍総理の名前がある、という、又しても、モリカケと同じ、構図だ。総理として立っているので総裁としては答えられない、などと再三言う割に、立場もわきまえず懇親会だから、個人だから、総理であるのに、国交相に要望書のトップに名前を乗せる。めちゃくちゃだ。


自分は知らなかった、では済まされない。”梨下で冠をたださず”と何度もモリカケで口にした安倍総理。またしても、冠をいじくりまわし、自分は梨は盗んでいない、誰かがやったんだろうが、命じていないし、自分は知らない。あとで立派な梨が届いて美味しくいただいたが、その梨かどうかは自分は知らない、送ってくれとも言ってない。そういう理屈を平気で言う。


そして、より詳しくわかる国会質疑後コメント。

仁比議員 予算委員会質問後のコメント


自民党で脈々と受け継がれる利益誘導体質。


安倍政権下で、これだけ前代未聞の不祥事が起こり、しかし自分は命じていないから、自分のせいではないと。こんなことはトップに立つ人間として、失格というか、トップの仕事とはなんなのか、理解していない。号令をかけ、海外に出かけ、法律をぶち壊し、利益を吸い上げ、それだけがトップの仕事だと思っているのだろう。アクセルだけがリーダーシップ?、ブレーキもナビケーションも、整備メンテナンスもそれは、各々でよきにはからえが安倍政治。


令和ご祝儀でシメシメとほくそ笑んでいたのが、あっという間にどんでん返し。
もう安倍政権がいかに問題の多い政権運営をしていたか、さすがに国民もわかってきただろう。その結果が選挙で表明されれば、安倍政権などイチコロなのだ。
奢れるものは久しからず。安倍様だけが特別、では無い。

PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ