気になる、菅官房長官が事実誤認?
22日の田村智子議員の質疑について前の記事でも書いたが、とても気になった菅官房長官の表現があった。望月記者に対する”いじめ”追求の中で、菅官房長官は、望月記者の行為を、”エンバームを破る”と表現していた。答弁の中で、2度この表現を使った。再度確認したが確かに、”エンバームを破る”と発言している。
「内閣記者会への申し入れ問題」田村智子 議員 予算委員会 質疑(2019/03/22)
最近日本語の中にはたくさんの英語表現が混じっていて、その意味がわからないことが多いので、知らない語、納得できない語は、確認するようにしている。ボキャブラリーを増やすためにも有効だ。エンバームも気になったので調べてみた。当てはまる語としては、Embalm(Embalming)のみだった。
これは、死体が腐らないようの施す防腐処理を意味する語。辞書の同義語にはpreserve(保存する)lay out(割り振り)があったので、lay out(割り振り)の意味で使っているのかな?と思った。
Dさんに確認すると、エンバームをレイアウトの意味で使うことはない。
意味不明になる。何かのメタファーなんじゃないの、と。
メタファーだとすると、これはかなり面白い。つまり、死体(すでに死んでしまっている、会見というシステム)を 腐らないように整えている。このエンバームを望月記者が壊すことによって、官房長官会見がすでに死んだシステムであることが露呈することへの危惧と怒り。そんなメタファーなら、とても納得できる。
もし、菅氏が、Embalmをlay outの意味で使っているなら、まさに事実誤認である。
これは私が調べたか限りの推測ですが、もし、エンバームについて、納得できる説明をお持ちの方、ぜひ教えてください。
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