密接な関係にある他国から

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辺野古基地反対県民投票、投票率54%、反対7割超え

菅官房長官主導で、県知事選で迷妄携帯値下げで退敗、自民系市長を動かし、県民投票不参加船頭も、世論民意に押され、県民投票が行われた。そして、沖縄の人々への敗北宣言と、民主主義を公然と否定する、『県民投票の結果如何によらず、辺野古工事は継続する』発言。 しかしこの結果は、強権で無理やり押し切ることは難しいだろう。また結果は、トランプにも届けられる。米軍は駐屯する地域住民との摩擦は好まない。日本政府以上に、この結果に注目するだろう。



沖縄県の玉城デニー知事は25日未明、普天間飛行場の辺野古移設のための埋め立てに反対が7割超となった県民投票の結果を受けて県庁で記者団の取材に応じ、政府に対し「決して認めないという県民の断固たる民意を真正面から受け止め、工事を中止するよう強く求める」と訴えた。


 黒色スーツ姿の玉城氏は冒頭、張りのある声で投票者数を読み上げた。充実感に満ちた表情を浮かべ「県民投票の結果を受け、辺野古新基地建設の阻止に全身全霊をささげていくことを誓う」と強調した。


 「安全保障の負担は全国民で担うとの考えの下、一人一人が自らの問題として議論してもらいたい」とも語った。



辺野古埋め立て「反対」7割以上 玉城知事会見1(19/02/25)
玉城デニー氏は議員時代は穏やかな調整役という印象だったが、今は立派な知事の顔になられ、沖縄の民意を受け、力強い意思の表明でありかつ、反対票を投じた人々にも、知事として想いを寄せ、全てが沖縄県民であるという、気持ちも伝わってくる。



沖縄辺野古問題は、ロブ・カジワラさんがスタートした署名において、アメリカでも、クイーンのブライアン・メイ氏の呼びかけで大きく広がり注目を集めたばかりだ。
ロブ・カジワラさんは沖縄市民との交流のため日本を訪れた。
“ホワイトハウス請願”ロブ・カジワラさん、辺野古ゲート前を訪問 「国連働き掛けたい」 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス


しかし、その際、大阪入管で2時間弱の拘束を受けた。

沖縄県名護市辺野古で建設中の米軍の新基地について、その建設中止を米国政府に求める請願署名の発起人となった日系米国人のロブ・カジワラさんが、昨晩の来日の際に大阪入国管理局関西空港支局によって不当に一時拘束されていたことが、本人及び関係者の話でわかった。カジワラさんは「何度も日本に来ているけども、こんなことは初めて。とてもショックを受けている」と話しているという。


○超党派議連との面会等のため来日


 カジワラさんは、今年1月、辺野古新基地建設の中止を米国政府に求める請願署名を呼びかけ、多くの人々がこれに賛同。ロックバンド「Queen」のギタリストのブライアン・メイさん、モデル/女優のローラさん、お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんなど著名人も署名を呼びかけた。現在21万筆以上の署名が集まり、米国政府としても正式に対応を検討することが決まっている(関連記事)。昨日、カジワラさんは、超党派の国会議員との面談や記者会見等のため、在住するハワイから来日。関西空港を経由して羽田空港に向かう予定だった。


○執拗に繰り返される詰問


 ところが、昨晩18時50分頃、関西空港での入国審査での際に、カジワラさんは、入国管理局の係官らによって別室に連れて行かれ、執拗に詰問を受けた。映画監督の増山麗奈さんにカジワラさんが語ったところによれば、カジワラさんは、国会議員との面談など、その来日目的を説明したものの、入管係官は「どういうイベントに参加するのか」と執拗に、何度答えても、同じ質問を繰り返し聞き続けたのだという。また、カジワラさん自身もツイッターに昨晩の状況を投稿。「辺野古(に関する活動)について問いただされた」と書いている(関連情報)。


羽田への乗り継ぎ便に遅れることや、強制送還されることを危惧したカジワラさんは、沖縄県の知人に連絡。その知人が照屋寛徳衆議院議員に事情を伝え、同議員が大阪入管に電話したことで、カジワラさんは解放された。拘束時間は2時間弱に及び、羽田空港に到着したカジワラさんは「憔悴しきっていた」と増山さんは語る。


明白に法に反することでなければ、来日した外国人の行動を制限する権限など入管当局は持たない。カジワラさんが、辺野古新基地に反対するイベントに参加しようとしまいと、それは個人の自由であり、それは何の問題もないことは、大阪入管関西空港支局も、筆者の取材に対し認めている。それならば、なぜ、同支局は執拗にカジワラさんに問いただしたのか。


○「上からの指示」とは?


 奇妙なのは、照屋議員からの連絡後、入管係官達は「私達も好きでこのような対応をしているわけではなく、上からの指示でやっているだけ」とカジワラさんに釈明したということだ。カジワラさんを招いての都内のイベントでスピーカーを務める、ジャーナリストの浅野健一さんは「安倍政権による嫌がらせではないか」と疑う。「当時のバラク・オバマ米国大統領が広島を訪問した2016年5月、韓国の被爆者の方々が広島を訪問しようとした際に、やはり大阪入管関西空港支局により、不当に長時間に拘束されたということがありました。今回のカジワラさんの件も、沖縄・辺野古新基地への反対運動をくじけさせるべく、安倍政権の指示が下っていたのではないでしょうか」(浅野さん)。


 浅野さんが疑うような指示はあったのか。筆者の取材に対し、同支局は「現在、事実関係を確認中」とだけ答えた。


これは国会で取り上げるべき問題だ。全て、”上”からの指示で、民主主義国家としては信じられないことが起こり続けている。入管で止め置かれる不安は、ワタクシ模型感があるが、とても不安なものである。しかも、繰り返しの尋問。正当な米国の市民権を持つ旅行者を、正当な理由もなくこういう扱いをしてしまうことに、”上”の余裕のなさが伺える。


しかし沖縄は、今、安倍政権のアキレス腱となっている。なぜなら、沖縄の現状は、今回のロブ氏の体験も含め、日本政府の劣化が、世界に発信され、注目をあつめるからだ。


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