密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

悪行を陰謀説にすり替える麻生太郎氏の身内びいき

森ゆうこ議員が、解任決議案で、賛成討論を述べ、時間切れの中をフィルバスターを試みた時、その傍らでもみ合いが起こっていたのを、国会中継で目にしていた。
その中で、この人かなりヤバイな、という形相で攻撃的なアクションに出ていたのが、のちに、白眞勲議員の肩をついた、国会内で”暴力”行為に及んだとされた大家敏志議員

完全に目が据わったこの形相でどなりたてていたわけだ。周りの表情と対比しても一人ギレ状態なのがわかる。白眞勲議員は森議員に、そろそろ、という感じで降壇を即していた(その際も森議員の体に触れないように注意を払っていたように見えた)が、荒れ狂った与党議員の攻撃から森議員の盾になって、肩を突かれた?という見方もできる。どう見ても、野党議員が大家議員の怒りをわざと誘い”暴力”に誘導し、その後暴力だと騒ぎ立てた、嵌められた、などという見方を挟みようがないのだ。しかし、またぞろ懲りずに、はめられたなどと言い出す御仁がいた。可愛い子分のためなら片肌脱いで啖呵を切る麻生親分である。

問題の発端は7日の参院本会議。麻生派の大家敏志・議院運営委員会理事が、野党議員の演説が長引いたことを受けて与野党理事が協議した際に、立憲の理事の肩を小突いた。野党各党は一斉に反発。事態収拾に約4時間を費やし、大家氏が理事を辞任することで決着した。


 麻生氏は9日に北九州市であった大家氏の会合で「あれで暴力って言われたら、とてもじゃないなと思った。はめられた話で、いろいろ作られる話はしょっちゅうだ」「暴力はだめだけど、少なくともそういった話じゃないと(大家氏を)励ました」と発言した。これに対し、枝野氏は10日、「行政府による立法府に対する冒瀆(ぼうとく)に他ならない」と批判した。


 麻生氏は11日の閣議後会見で、「立法府の話に我々がごちゃごちゃ言うつもりで言ったのではない。そういう具合にとるなら、その点については撤回します」と述べたが、大家氏の行為が暴力に当たるかどうかは「おれは思わない」と認めなかった。


(朝日新聞デジタル 2018年12月11日 16時18分)


改ざんもセクハラも”嵌められた”と発言、どれだけ身内に甘いんだ。
『あれで暴力って言われたら、とてもじゃないなと思った。』なるほど、肩を押したくらいは、修羅場をくぐった麻生親分には暴力ではないのだろう。しかし言論の府で、議員同士がお互いの体に意図的に攻撃的接触するやり方で対立する場合、暴力と表現されても仕方ない。


ところで、『あれで暴力って言われたら、とてもじゃないなと思った。』なら、かつての、元自衛官議員による狙いすました顔面パンチ、あの処遇はどうなったのだろうか?
人間かまくらズで、与野党もみ合いの中ではあったが、あれこそ明らかに暴力。それも訓練を受けた人間が的確に狙いすまして繰り出した暴力だった。殴られた小西議員は、果敢にも夢中で痛みも感じなかったなどと言っていたが、佐藤議員及び与党自民党からの謝罪の事実は調べた限り見受けられない。この事案はこれが行われた状況もひどいもので、入場許可のない、国会議員でない人間に周りを固めさせての強行採決、陣頭指揮の佐藤正久議員が、かねてより自衛隊論争で苦々しく思っていた?小西議員にこのチャンスを逃さず鉄拳をくらわしたが、こうした、議会内での本当の暴力シーンは海外にまで流布された。


話は逸れたが、こうした自分たちの暴力を常に棚に上げ、あろうことか、嵌められた、だの印象操作だのと、本当にどの口が言う。


下品なオヤジ恫喝ヤジを飛ばす議員、目の言っちゃったイケイケ鉄砲玉極右議員や、帝国軍部もどきの元自衛官議員に議会内武闘派を仕切らせている安倍政権。被害者ヅラとは図々しいにもほどがある。


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