密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

実に単純、安倍晋三にいかなる法律もいじらせるな。

新年早々,緊急事態条項に向けて,動き出した安倍政権。
安倍政権は、大規模災害を想定した「緊急事態条項」の追加を憲法改正の出発点にする方針を固めた。特に衆院選が災害と重なった場合、国会に議員の「空白」が生じるため、特例で任期延長を認める必要があると判断した。与野党を超えて合意を得やすいという期待もある。安倍晋三首相は今年夏の参院選の結果、参院で改憲勢力の議席が3分の2を超えることを前提に、2018年9月までの任期中に改憲の実現を目指す。http://mainichi.jp/articles/20160101/k00/00m/010/070000c


昨年の非常に迅速かつ周到な国民隷属の為の囲い込み立法、どんな手段でも法制化し,通過後は待ってましたとばかりに,国民に考える間を与えず,勝手にどんどん拡大行動。監視役の野党の口封じの臨時国会無視。戦争法が通って,2ヶ月日本はもう,武器輸出、アジア各国に武器+核セールス。戦後70年守って来た日本の平和へのポリシーをたった2ヶ月で粉砕した。しかもこの緊急事態条項は,特定秘密保護法、通信傍受法(盗聴法) 安保法(戦争法)の独裁への最後のパーツ。国内の平和主義者の口を封じてしまえば、あっという間に、政府主導の”空気”ができあがり、憲法改正も自民党草案でするりと通せる。


大体、野党はこんな恐ろしい条項を−つまり使い方で看板に大偽りありの融通無碍、そして行使は問答無用の追加条項を、自分たちの政治上の解釈で賛成していると云う事。特に緊急事態条項の新設には共産党を除く全ての党がさんせいしている。自分たちのご立派な理念、下々には解らない多面的な状況判断をしているつもりかもしれないが、そんな事は平和な時にぐだぐだ話し合ってくれ。安倍政権を倒した後で、新設の必要でもなんでのご議論してください。しかし,今は駄目。最も最悪な人物に全権委任状を与えようとしているのだ。


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この際はっきり言おう。共産党が正しい!現行の憲法の範囲で問題なく対応できる。いや,本当に議論を出来る政治が成り立つまで、現行憲法には触ってはならない。前回震災時、対応に混乱が見られたのは、憲法の不備のせいではない。トップは混乱し、企業が隠蔽し,政権(民主党),野党(自民党)がこの一大事に、協力もせず,ここぞとばかりに大好きな政治権力闘争、足の引っ張り合いに終止したからだ。では、もし、あれほどの大事故を安倍晋三氏なら,より良く裁けたと云うのか? 彼に全権委任で、適切な判断や国民の安全を確保できると本気で信じている人たちがいるとは信じがたい(最近ご立腹の親派はどうだろう?)しかも、野党、同じ政治家の立場で?


どんな制度も,どんな法も、行うのは人間。そして人間は間違えを犯す。それ故に憲法はその権力を縛るのでしょう? 根本から人間に対する心得違いをしている現首相などもっての他。岡田代表は「いずれ安倍政権は9条改正をいってくる、それが狙い」と云っているけれど、その前に、緊急事態条項を新設させては、9条改正を言い出す時には,本当に思想統制言論封鎖が出来上がり、身動きが取れなくなっている。おっとり構えていないで目の前の危機を直視し、安倍晋三に一切の法律をいじらせない覚悟のスクラムを組んで臨むべきではないのか。


もう,党としての政策なんてどうでもいいよ。そんな、実は政治家のプライドとエゴで拘ってこだわって、もう後のないこの国の一大事の分岐点で舵きりをもたもたして,機会を見逃していいのか?


日本の国民は緊急時に自主的に個人の権利を引っ込め、お互いに助け合うそういう気質を有している。その事は、近い過去の2回の震災で証明されている。一番自分本位で、偏向思考の、馬鹿な坊々に、指揮,指導していただかなくても,法律で強制されなくても、みんな心得すぎるくらい心得ている。そして,そういう国民性は戦後70年の平和のもと,平和国憲法のもと培われて来たものだ。


アレルギーの恐怖症のと言っていても,今の共産党は国民の気持ち耳を傾け、同じ立ち位置でいる。言っている事も、納得のできる。その共産党を外して,自分たちで何とかするのが野党第一党の責任と云うのなら,大きな勘違いだ。あなたたちには安倍討伐は無理、志があるなら、共産党もしっかり含めた本当の野党共闘を!!!


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