密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

卑劣 アフリカ系候補に嫌がらせ。

前の記事でも触れた、優勢のアフリカ系2候補に対し、卑劣な嫌がらせが行われている。
どうも、ノースカロライナとジョージアの候補をごっちゃにして書いたしまったようだ。
投票をコントロールしてきた共和党候補はジョージアだった。
共和党のブライアン・ケンプ候補はこれまで州務長官として、有権者登録の規則や手続きに関する権限を駆使し、民主党支持者が多い層の登録を阻んできた人物だ。12年以降に同州で登録を阻まれた人は200万人以上。民主党支持者が登録できない確率は、共和党支持者の7倍に達している。
合法で明らかな不公正が行われているのがアメリカの不条理


米中間選挙を目前に控えた今週末、トランプ大統領は各地の激戦区を訪れ、野党・民主党への攻撃を繰り広げている。


トランプ氏は3日午後、モンタナ州での集会で演説。上院選の民主党候補を批判し、同党が主張する「地獄からわき出た」政策を阻止すると強調した。
さらにこれまでの遊説と同様、性暴力疑惑が浮上したカバノー氏の最高裁判事就任を改めて歓迎し、中米から米国を目指して北上している移民集団に言及して危機感をあおった。


一方で民主党のオバマ前大統領は同日、フロリダ州とジョージア州の集会で演説。トランプ氏の「不安をあおる」常とう手段や「うそ」を批判した。また、自身が推進した医療保険制度改革(オバマケア)の改廃を狙う共和党の動きを厳しく非難した。


ジョージア州知事選で優勢が伝えられる民主党の黒人女性候補、ステイシー・エイブラムス氏に対しては2日夜から3日朝にかけ、ネオナチ集団が大量の自動音声電話で差別的なメッセージを発信した。この集団はフロリダ州初の黒人知事を目指す民主党候補のギラム氏にも同様の攻撃を仕掛けていた。


トランプ氏は3日夜にフロリダ州の激戦区、4日にテネシー州を回った後、ジョージア州へ向かう予定だ。


与野党の舌戦が激しさを増すなか、草の根レベルではリベラル系市民団体の連合体がボランティアを動員し、有権者に投票を呼び掛ける戸別訪問作戦を加速させている。


この嫌がらせはトランプ再選を揺るがすの背景がある。

記事より抜粋
11月6日の中間選挙を前に、メディアは議会選の情勢分析に忙しい。もし民主党が下院の過半数を獲得すれば、トランプ大統領が早々に弾劾訴追される可能性もある(最終的に大統領を罷免するには、さらに上院で3分の2以上の賛成が必要)。


しかし、トランプの政治的運命を予測したければ、議会選と同時に行われる州知事選に注目したほうがいい。今回は50州中36州で知事選が行われる。州知事選の結果から、いくつかの重要なことが見えてくる。


1つは、激戦州の行政トップの選挙戦でトランプ人気がどの程度有効かという点だ。トランプが2年後の大統領選で再選を果たすためには、フロリダ州とジョージア州での勝利が欠かせない。知事選の結果は、20年の大統領選でトランプの得票を占う材料になるだろう。


フロリダ州知事選では、同州初の黒人知事を目指す民主党のアンドリュー・ギラムが、トランプ支持を前面に押し出す共和党のロン・デサンティスをリードしている。伝統的に共和党が強いジョージア州では、民主党のステイシー・エイブラムスが優勢だ。エイブラムスが勝った場合は、アメリカで初の黒人女性知事が誕生する。


この2つの州で民主党候補が当選すれば、トランプにとってはかなり悪いニュースだ。


中略
州知事選の結果が重要な意味を持つ理由は、ほかにもある。誰が州知事になるかによって、20年に行われる次回の下院選の選挙区割りが大きく変わりかねないのだ。選挙区割りの決定には、州知事と州議会の意向が強く働く。


現在は半数以上の州で共和党が知事職を握り、共和党に有利な選挙区割りが採用されている。その結果、最近2回の下院選では、得票総数の少ない共和党が議席の過半数を獲得した。民主党の州知事が増えれば、それが変わるかもしれない。


いま日本メディアの関心は、上院および下院の新しい勢力図と、選挙後の大統領弾劾の可能性に集中しているかもしれないが、民主党が上院でトランプの罷免に持ち込むことは不可能に等しいだろう。トランプ政権の未来を見通したければ、州知事選に注目してほしい。



投票日まであと2日 講師t熾烈な差別主義や暴力を明らかにトンデモトランプは容認し分断を煽る政策、くだらないつぶやきを発信し続けている。しかし、悲しいかな彼は(投票数は圧倒的に少ないにもかかわらず、)選挙で選ばれた大統領なのだ。
自由平等の移民の国、多様性と寛容な社会を取り戻すには投票しかない。今回の選挙大いに注目している(というか、民主党の勝利を祈願している)



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