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薄笑い安倍首相の”カジノ企業からの要望は一切なかった”断言の馬脚

またしても海外からの情報で、安倍首相の嘘が明るみに出た。毎日・リテラ・赤旗なども報じているが、なんと産経新聞が良くまとめた記事をあげている。

【ワシントン=塩原永久】米ニュースサイト「プロパブリカ」は10日、2017年2月に安倍晋三首相が訪米した際、トランプ米大統領が、自身への大口献金者である米カジノ大手「ラスベガス・サンズ」の日本参入を安倍氏に直接働きかけたと報じた。


 同サイトによると、トランプ氏と安倍氏が米ホワイトハウスで日米首脳会談を終え、南部フロリダ州にあるトランプ氏の別荘「マールアラーゴ」に移動。同所で週末を過ごした際、トランプ氏が安倍氏にサンズが日本進出に関心を持っていることを伝達し、サンズへの免許交付を検討するよう強く求めたという。


 同行者らは唐突に切り出したトランプ氏の対応に驚いた様子をみせたが、安倍氏は「情報をありがとう」とだけ述べ、トランプ氏の要望に直接的な返答をしなかったという。


 一方、首都ワシントンで日米首脳会談が開かれた日の朝、米商工会議所などが開いた朝食会に出席した安倍氏に、同席したサンズのアデルソン会長が直接、カジノの話題を持ち出したという。アデルソン氏は前夜には、ホワイトハウスでトランプ氏や側近らと会食していた。


 アデルソン氏は16年の大統領選で、トランプ氏に2千万ドル(約22億4千万円)を献金し、熱心な共和党支持者として知られている。


 7月に成立した統合型リゾート施設(IR)整備法では、日本全国で最大3カ所のカジノが認定され、誘致合戦が本格化している。



今年の通常国会でも「「トランプ大統領からの口利きがあったのではないか」という問題が追及されたことがあった。リテラ記事より


この問題を安倍首相に突きつけたのは、共産党の塩川鉄也議員だ。6月1日に開かれた衆院内閣委員会で、塩川議員は昨年6月10日付けの日本経済新聞のある記事を読み上げた。その記事には、こう書かれている。
〈「シンゾウ、こういった企業を知っているか」。米国で開いた2月の日米首脳会談。トランプ大統領は安倍晋三首相にほほ笑みかけた。日本が取り組むIRの整備推進方針を歓迎したうえで、米ラスベガス・サンズ、米MGMリゾーツなどの娯楽企業を列挙した。政府関係者によると首相は聞き置く姿勢だったが、隣の側近にすかさず企業名のメモを取らせた〉
 そして、「この記事は事実か」と問われた安倍首相は、ニヤニヤと笑みを浮かべながら、こう答えたのだ。
「まるでその場にいたかのごとくの記事でございますが(笑)、そんな事実は、これはまったく、一切なかったということをはっきりと申し上げておきたいと思います」
 このように安倍首相は、根も葉もないヨタ話と言わんばかりに笑い、鼻にもかけないような態度をとり、事実を完全に否定したのだ。


こちらはその国会質疑中継動画。トランプとのやりとりについての追求は5分ごろから。

国民はカジノ認めぬ
塩川議員は言った言わない議論に陥らずプロパブリカも調査している全米商工会議所朝食会の米カジノ企業トップ3者の出席にも触れ、この朝食会におけるカジノ企業の具体的要望の内容を明らかにするよう求めた。安倍首相は「要望等は一切なかった」と明言した。
トランプからもカジノ誘致に関わることは一切なかったと、お得意のその場しのぎの断言を行なっている。


この断言が、今回のプロパブリカの報道で問題になってくる。
「プロパブリカ」のスタンスは、トランプ大統領による、大統領という立場を利用して自身の大口献金者を優遇すべき行動に出たことに対する報道だろう。
そしてそれが事実であれば、安倍首相は明らかな嘘を国会で断言したことになる。


言語の違い、政府の恣意的な秘密保持で、外交成果を自分に有利に捻じ曲げてきた安倍首相と外務省。TAG捏造問題も含め、海外情報との整合性の再検討により、馬脚を現し始めた。各メディアは安倍外交のまやかしを知るために、政府報道丸飲みはやめて、英文で記された相手国の発表及び各メディア報道等、情報を独自精査すべき時に来ている。


そして、日本外しの”5カ国協議”(これは別に書きます)外交の安倍は虚構の産物であり、その弊害は日本を死に至る病に罹患させた。手遅れにならないうちに切除し、その後長いリハビリが必要になる。


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