密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

カヤの外でもできる、国民の正しい総裁選への関わり方

大河ロマン明治維新の薩長英雄風にリーダーシップを語り、またぞろ国民を、その凄まじい自己陶酔に巻き込もうと画策する安倍総理とその宣伝ブレインたち。
彼らの崇拝する”安倍さん”が、国民の間でも偉大なスター足り得るといつまで思い込んでいるのか? 自民党総裁=日本の内閣総理大臣である。しかるに政策論争もごまかし、うちうちの人気投票(粛清)で決めようという、これは自民党による、総理大臣の私物化だ。


蚊帳の外に置かれた、我々”あんな人たち”な国民は、なすすべもなく見ているしかないのか? いや、そうは問屋が卸さない。ここへきて、総裁にふさわしい人アンエートで、対抗馬石破茂氏の、支持率が、安倍総理に迫ってきているという(一部には逆転という数値も!!)。

9月7日告示、20日投開票の自民党総裁選に向けて党員票獲得のため地方行脚にシャカリキの安倍首相だが、先週末に実施された各マスコミの世論調査に肝を冷やしているに違いない。


 対抗馬の石破元幹事長が支持率で安倍首相を猛追。安倍首相の“圧勝戦略”に影を落としているのだ。


 産経新聞の両者の支持率は安倍首相38.9%、石破氏35.1%で、その差はわずか3.8ポイント。共同通信は安倍首相36.3%、石破氏31.3%。日経新聞は安倍首相39%、石破氏31%。読売新聞は安倍首相42%、石破氏36%


 いずれも、その差はヒトケタ台の僅差だ。


 こうした世論調査の結果を見てか、石破氏は「個人攻撃だ」と批判された「正直、公正」のスローガンを堅持。27日発表した「石破ビジョン」では、アベノミクスを真正面から批判し、モリカケ疑惑の解明・再発防止を訴えるなど“負け戦”覚悟で安倍首相批判のボルテージを上げてきている。


 こうした愚直さが一段と石破人気を盛り上げるのは確実。“手負い”の石破氏の戦いに注目だ。


自民党員でない国民は自分たちの国のリーダーの選定に関われない。しかし、リーダーを選ぶ与党議員の選出に関われる。このまま、国民の誰が総裁にふさわしいか?が石破氏に傾けば、自分の議席と立場ばかりの”保守”政治家連中に、安倍支持では次はないと警告を発することができる。公認と人事権を盾に服従を迫り、党内粛清に成功した安倍一派であっても、国民には、自分たちの意に染まない暴走に加担した議員はいらないと声を発し、投票しないという選択肢がある。


野党が頼りないとか(野党は頼りなくない。何の取っ掛かりもない分厚いぶよぶよした不遜なごまかしの壁に体当たりを繰り返し、少しづつ亀裂を生じさせてきた。本当によくやっている。頼りないは、国会中継をぶつ切りにして放送するNHK印象操作と御用マスコミのレッテル貼りだ)安倍さんの代わりはいないとか(虚偽答弁、時間稼ぎの審議無力化、改ざん隠蔽、利権、私物化、貢物外交の果ての蚊帳の外、誰がやっても、これ以上ひどくはならない体たらくだ。)全くNot Make Senseな、たわごとを平気TVが垂れ流していることは、もはや洗脳と言える。


しかし、政府が思うほど、国民はバカではないし、学習能力もある。”安倍さんの代わりはいない”のは、クレージーな戦前回帰、全体主義国家の再現を目的とする人たちにとってであり、一般の国民にとってではないのだ。


安倍氏の何百倍も国民のことを考えて行政を行える人間はこの国にもたくさんいる。
しかし、今、当座にできる有効な動きは、石破氏の支持率を上げ、逆転させ、自民党議員の腐った保守脳に衝撃を与えることだ。安倍政権はまだ警察や自衛隊の武力を背景に国民の自由意志選挙を統制したりできていないし、選挙は無記名である。みんなの前で、右手を上げ、「安倍総統を支持します!!!」とか「安倍将軍さまのおかげです!!」などと宣言させられることも、今は”ない(気の毒にも、小さな子供達はやらされていたが)。


しかし、このまま、ずるずると現政権の暴走を許せば、近い将来、憲法改正で国民主権抹消、マイナンバーで管理され、共謀罪による監視に怯え、歪んだ権力者に都合のいい道徳教育で国のために滅私奉公する、もの言わぬ国民家畜化が実現するだろう。


今、”あんな人たち”側の国民ができることは、石破支持率逆転以外にない。
正直・公正・石破茂の信頼回復100日プランが必要なのは安倍政治に憤る一般国民であり、何より自民党自体だ。自民党が大好きな人ほどこの、悲惨な勘違いの暴走を深刻に考えなければならない。


国会議員は安倍一派によって選ばれたのではなく、国民によって選ばれたのだということを、権力呆けの与党劣化議員鈍化議員たちに思い出させなければならない。


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