密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

災害ゴミより宇宙ゴミ、実は米宇宙軍支援の口実?

トランプ・アメリカが宇宙軍創設を大きく打ち出すのはおろかの極みと言っていい。
別に国家機密で行うのなら、まだしも、ロシア中国との宇宙覇権争いに発展しかねない。
トランプの自己宣伝と、冷戦・テロと来て、ここで新たな”防衛”という名の戦争ビジネス分野の拡大を狙う死の商人達だ。

読売新聞は1面トップで「衛星で宇宙ゴミ監視」と書き、日本政府が宇宙空間の状況を監視する人工衛星(SSA衛星)導入の検討に入ったと伝えた。SSA衛星は1基当たり150億円程度。打ち上げ費用は1回につき50億~100億円かかるという。


 産経新聞も1面で「日本初の有人月面着陸機」の開発構想を報じた。米国が2020年代に建設を目指す月基地への参加を念頭に置いたものだという。

■進次郎氏らも予算確保提言


 日経新聞には「宇宙・電子戦など重点」という見出しで、防衛省が来年度予算の概算要求で過去最大の5兆3000億円規模を要求するという記事が載っていた。陸海空の枠を超えて対応する「領域横断(クロスドメイン)作戦」の実現を目指し、宇宙を監視するシステムの整備費用などを盛り込む見通しだという。この調子だと、自衛隊は地球の裏側どころか宇宙の果てまで、米国の軍事行動に付き合わされることになりかねない。


「安倍政権に近い保守系のメディアで一斉に宇宙開発のニュースが報じられたことが、米国の宇宙軍創設とリンクしているのは間違いありません。日本政府が米国の宇宙軍に直接、カネを払うことはできませんが、研究開発を含め、実際の運用や機器購入など多方面での協力体制を求められるはずで、何ができるか検討している段階だと思います」(軍事ジャーナリストの世良光弘氏)


 そういえば、今月3日に自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長らが、宇宙ゴミの撤去技術確立に向けた予算の確保を求める提言を首相官邸に届けていた。突然、宇宙ゴミの話なんか持ち出してどうしたのかと不思議がられていたが、これも宇宙軍への協力と関連した話なのだろう。自民党の勉強会では「日本の技術力を生かした世界貢献」として、国を挙げて宇宙ゴミ対策を支援するプランが検討されているという。


 9月の総裁選で安倍3選なら、宇宙分野でも米国に貢がされ、防衛費が青天井になっていくのは確実だ。


 宇宙ゴミの前に、まずは自民党内のゴミを掃除してもらいたい。



自民党のアイドル小泉進次郎氏は彼のCoolな聡明さと先見の明を宇宙に向ける。
でも宇宙ゴミより震災ゴミ。この記事を読んで先週読んだぼうごなつこ氏の
”言うだけ与党行動する野党”連作を思い出した。

進次郎氏の目線は安倍日本の国威高揚、対米従属になったのか、、。
さすが未来の首相。こう言う国民無視のお空ばかり見ていて足元を見ない政治リーダーをもてはやす限り、日本は世界からこぼれ落ちていく。


国の基本はその国に生活する人々の健康と幸福。それが満足のいく状態になった時初めて、宇宙に夢を求めればいい、しかも彼らの目指しているものは、宇宙開発などではなく、地球上の争いを大気圏外に拡大させるだけの、夢もロマンもない、自滅の道だ。


PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ