密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

対米利用の核武装(その1)核軍縮妨害、オンレコ日米協議をオフレコ超訳二枚舌、秋葉外務次官+河野外相、

森友問題が過熱する参議院予算委員会において、もう一つ注目すべき問題を提起、追求した、共産党井上哲士議員。


鳩山政権化の沖縄基地県外潰しに動いた外務省の小賢しい策略は、在米大使が、クリントン国務長官を自ら表敬訪問し、これを、クリントン長官に呼び出され、お叱りを受けた、というように捻じ曲げ、基地移転潰しの一要因に動いた(クリントン氏の私的メールの調査の中で発覚)


また、オバマ大統領と安倍総理の共同記者会見でも、オバマ氏の、米軍は地元社会との目札は好まない、グアム移転を速やかに検討したい。日本は日本の(憲法の中で)できる範囲で平和的貢献をしてほしい、等のスピーチを無視。政権に都合のいいように割愛、編集してメディアに流された。


安倍政権の超訳外交は、情報鎖国とも言える。今回、井上議員は、この点を厳しく追求。
政権の体質たる、隠蔽と自己都合の捻じ曲げと、国内だけで通じる、記憶にない、情報開示は規則でできないとする答弁の詭弁を暴いた。


中継を見直して、要約して書こうと思ったが、どこをとって縮められない。
丁寧語、無駄な装飾的ごまかし言い回しを河野答弁から省いて書き起こししてみました。
長いので、前後編に分けてかきます。前半は、2009年のオバマ政権下の核軍縮会げで反対していた問題、後半は現在のトランプ政権の核体制見直しにつながる流れ、非核三原則無視の財務省暴走疑惑である。



🍏井上哲士・共産党【国会中継 参議院 予算委員会】平成30年3月26日


 核兵器拡散条約反対しながら、トランプ政権の核体制見直し=通常兵器に核兵器反撃容認、使いやすい小型核兵器配備、使用要件の緩和などを高く評価とした安倍政権の姿勢を正した井上議員。以下、井上議員 河野外務大臣



国連合意の、核保有国の核軍縮の義務に違反するのではないか?
アメリカ遵守しているとしているが、多くの国が懸念、今回のはアメリカ核体制見直しは逆行、これを高く評価するというのはどういうことか?

核抑止力は同盟国に重要、昨今の北朝鮮核開発この現実を直視すべき。


国連総会第一委員会オーストラリア代表核抑止力増大の帰結は、核抑止のいかなる失敗も壊滅的な結果になると主張。この現実こそを直視するべき。核軍拡の悪循環を招き、破局的結末を導くものだ。


オバマ前政権は、核軍縮に向けた委員会を議会に設置。同委員会が2009年5月に発表した報告書に、この件で協議した外国の代表のトップに、秋葉全駐米大使をはじめとする米大使四人の名前がある。
これは日本としての公式のものか?またその記録は日本側にも残っているか?

当時の外務大臣承認のもと日本の考えを発言。記録も保持


しかし日本側は、オバマ政権主導のこの核兵器削減に反対をしていた。
2009年2月の意見聴取の日本発言の文章と同委員会スタッフの意見聴取概要メモ入手。その文章には、退役検討のトマホークについて、日本が代替えの兵器配備を要求、核弾頭の最新鋭かも促す。アメリカ側はこの日本の発言に驚きを隠せなかったと記載。


そのほか核搭載戦闘機等のグアムを含む配備を要求。核開発国が開発を思いとどまらせるのに十分な質量の核兵器配備を要求。核弾頭削減には、事前に日本との緊密な協議が不可欠とも述べた。つまり、日本はアメリカの核兵器削減に反対し、核兵器の維持増強を求め、核弾頭最新鋭か及び、小型化まで促していた。これは事実か?


この会議は対外的に事実を明らかにしない取り決め。


アメリカ側諮問委員のジョン・フォスターが09年5月7日乗員諮問委員会で日本側が核爆弾の小型化を(仔細具体的な内容で)に要求したことを証言。


日本は、米国軍備に介入できる立場ではないので、そうした発言はなかったと承知している。


オバマ政権下での核軍縮に、被爆者をはじめとする日本国民が歓迎期待をしていた時に、政府が全く逆の動きをしていたことは許せない。


米側から、沖縄に各貯蔵庫を建設してはどうか?という提案に対し、秋葉日本大使が説得力があると対応した。非核三原則に関わる重大発言、確認すべきではないか?


日本側記録には、具体的新規核兵器配備や貯蔵庫のような非核三原則に抵触する話はしていない。秋葉次官に確認。他の出席者三人も同様で、かつ協議は非公開前提で記録は作成していない。


委員の一人、モートン・ハルペリンは米側のメモは、自分が受け取り、信頼できるスタッフにより作成されたものだと述べている。


現在来日中の憂慮する科学者同盟のグレゴリー・カラーキ氏が、国会懇談会において、同委員会参加者による手書きメモを提示


議長が日本大使側に、兵器抜きの核弾頭を沖縄へ貯蔵についてはどうか?と尋ねると、秋葉氏が、非核三原則や世論の反発は予想できるが、私には説得力があるように聞こえる。といったと記録されている。より具体的な証言ではないか。


河野大臣は以前、日本が核をいつでも使えるように貯蔵することは認められないことに同意している。故にこの秋葉発言は日本の立場とは相容れない重大なもの。日本側資料の提示と、アメリカ側へも資料開示要求を求める。


この会議は対外的に事実を明らかにしない取り決め。日米双方公表しない。


カラーキ氏はこの政府答弁は間違っていると述べ、この委員会は連邦議会の法律によって作られた委員会であって、現在はアメリカ平和研究所が情報管理をしている。全ての記録があり、日本側が了承すれば開示する。と明言。


そもそも協議内容は機密情報ではなく日本の外務大臣が開示を求めれば、開示できる性格のものだ、と述べた。またカラーキー氏は、憂慮する科学者同盟がアメリカ平和研究所に、これ以上の情報開示を求めても、日本の外務省が情報開示をして欲しくないといっているので、出せないといっている。


この会議は対外的に事実を明らかにしない取り決め。日本側が非公開を求める動きをした事実はない。アメリカ平和研究所に確認、公式の記録は作成していないとの回答を得た。


沖縄タイムスによると、当時この会議は、オンレコだったが、日本政府の要望でオフレコになった。秋葉氏の発言の議事録はアメリカ政府内で共有された。と報道。


この食い違いは責任を持って付き合わせなくてはならない
外務省が了承すれば、開示される。開示を求めるよう要求し、日米どちらが正しい記録なのかきちんとはっきりさせるべき重要な問題。開示を要求しますか?


この会議は対外的に事実を明らかにしない取り決め。日本側が非公開を求める動きをした事実はない。アメリカ平和研究所に確認、公式の記録は作成していないとの回答を得た。
(河野太郎もはや壊れたレコード状態)


米側は公開する用意はあるといっている、なぜ公開要求しないのか?


アメリカ平和研究所に確認、公式の記録は作成していないとの回答を得た。


ここから、現在のトランプ政権の核体制見直し、非核三原則無視の重大事案につながってゆく。<後編に続く>


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