密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

March for Our Livesー銃なき社会への50万人の祈り

フロリダの高校(Marjory Stoneman Douglas High School )の銃撃を受けて、生徒たちのグループが企画し訴えた、3月24日ワシントンDCの銃のない社会を訴えるデモは、全米800箇所に広がった。DCでは、過去の集会最高の、50万人以上が全国から参加した。

CNN) 米首都ワシントンで24日、「マーチ・フォー・アワ・ライブズ(私たちの命のための行進)」と題して銃規制を求める大規模なデモが実施された。
デモは、先月14日に銃乱射事件が起きたフロリダ州マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の生徒らが主催し、数十万人が参加。全米の800カ所以上と国外でも、これを支持するデモが展開された。
ワシントンでは、連邦議会議事堂付近の会場を埋め尽くした参加者を前に、同校の男子生徒が事件で死亡した級友や教師の名前を読み上げた。
別の生徒は、中間選挙を前に「権力者たちが震えているのが聞こえる」と述べ、銃規制に抵抗する「全米ライフル協会(NRA)」の支援を受ける政治家に対して「履歴書を用意しておいたほうがいい」と警告した。
NRAは同日、フェイスブックにメッセージを投稿。このデモについて「銃嫌いの富豪やハリウッドのエリートたち」が若者たちを操り、武器所持の権利を定めた憲法修正第2条を「破壊」しようとしていると批判した。
公民権運動の指導者、マルチン・ルーサー・キング牧師の孫、ヨランダ・リネー・キングさん(9)も参加者の前に立ち、「私にも夢がある」「もうたくさんだ」と訴えた。
2012年に銃乱射事件が起きたコネティカット州の小学校の教師も参加し、当時は銃規制を訴えても変化がなかったと振り返った。
トランプ大統領はフロリダ州の別荘で週末を過ごしているが、ホワイトハウスは声明で、表現の自由を定めた憲法修正第1条を行使する「勇気ある多くの若者」を称賛し、「子どもの安全を守ることが大統領にとって最優先だ」と述べた。
主催者らは、コロラド州のコロンバイン高校で銃乱射事件が起きてからちょうど19年となる4月20日にも授業ボイコットのデモを計画し、各地の高校生らに参加を呼び掛けている。


NYCでは、17万5千人の人々がマーチの参加した。寒かっただろうに、すごい。

The March for Our Lives in New York City on Saturday.
ミュージシャンのポール・マッカートニ氏は彼のジャケットを広げ、“We can end gun violence.”を示し、彼のベストフレンド・ジョン・レノンも、ここで銃の暴力の被害にあい射殺されたと語った。


ニューヨークのデブラシオ市長はツイッターで、同市の行進参加者が17万5000人に達したと指摘。「しかもこれは始まりにすぎない。この生徒たちが米国を変えるだろう」と強調した。


オバマ前大統領はツイッターで、ミシェル夫人とともに主催者の若者たちから大きな感銘を受けているとコメント。「がんばれ。君たちは私たちを前へ導いている。変化を求める数百万人の声の前に、立ちはだかるものは何もない」と呼び掛けた。


銃規制に積極的だったオバマ政権下よりも、銃規制運動が大きく広がりを見せたのは、ガン・ラバーの保守層が、黒人大統領に危機感?を持ち愚かにも彼に銃を取られると、反発を強めていたことと、反対にトンデモトランプと超保守はによるレイシズムやヘイトクライムにおいて武装をし、トランプに巨額献金のNRA大手を振った跋扈する危機感からだろう。とにかく、多くの人が、銃に対しEnough and Enough!!という気持ちだ。 


デモは国民の声、大きな力にもなりうる。日本でも政府への怒りが、大きなうねりになりつつある。かつてのシールズなど若者も再び立ち上がった。寒さに負けずデモに立つ人たちにも、オバマ氏の言葉を「がんばれ。君たちは私たちを前へ導いている。変化を求める数百万人の声の前に、立ちはだかるものは何もない」安倍政権は、Enough and Enough!!


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