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最も危険な国家安全保障担当補佐官ジョン・ボルトン

北朝鮮対話に向けて筋道が立ちつつある中で、トンデモトランプは最も危険なタカ派国粋主義者を国家安全保障担当補佐官に据えた。

H・R・マクマスター大統領補佐官が辞任に同意した。”やれやれやっとお役御免だ”といったところか。


ジョン・ボルトン氏 
ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領は22日のツイッターで、国家安全保障担当のH・R・マクマスター大統領補佐官が辞任に同意し、後任にはフォックスニュースのアナリスト、ジョン・ボルトン元国連大使を充てると発表した。
トランプ大統領はツイッターへの投稿で、「18年4月9日付で、ジョン・ボルトン氏は私の新しい国家安全保障担当補佐官になる。マクマスター司令官は素晴らしい仕事をしてくれた。これからもずっと私の友人であり続ける。正式な引き継ぎは4月19日に行われる」と発表した。
ホワイトハウス高官は、「2人は以前から話し合いを続けていたが、継続的な憶測の代わりにチームを新しくすることが重要だと考え、時期を早めた」と述べ、「特定の時や事に関連していたわけではなく、2人の間で続いていた対話の結果だ」と強調した。
マクマスター氏は現役の陸軍中将でもある。ホワイトハウスを通じて発表した声明では、大統領補佐官を辞任後、今年夏に米陸軍からも引退すると表明。「国家安全保障担当補佐官として大統領と国に仕える機会を与えてくれたトランプ大統領に感謝する」と述べている。
タカ派のボルトン氏は、北朝鮮やイラク、シリアなどに対する強硬姿勢で知られる。北朝鮮との首脳会談を間近に控えたタイミングでの同氏の起用は、物議をかもす可能性もある。


夫Dさんはボルトンがトランプに影響を与えることをものすごく危惧している。
ボルトンはブッシュ2政権で、国連大使を務めたが、国連での評判は最悪で、彼は度々国連会議で怒鳴り散らし、国連そのものの不要論を展開したそうだ。
2001年、ジョージ・ウォーカー・ブッシュ政権によって国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)に任命され、北朝鮮との六者会合やイランの核開発問題などを担当したが、強硬なスタイルは多くの敵を作った。


イランの外務省はボルトンを「無作法で非外交的」と避難した。また北朝鮮を巡っては、時の総書記金正日を「圧政的な独裁者」と呼び、北朝鮮で生きることは「地獄の悪夢」などと発言したことから、北朝鮮はボルトンを「人間のクズ」(human scum)と激しく批判した。ボルトンの発言は非外交的だとして議会などから問題視された。また、開戦への慎重論が少なくなかった国務省内の対イラク開戦推進派としてイラク戦争への流れをつくる。


2005年、駐国際連合アメリカ大使に推された。ここではヘンリー・キッシンジャー、ジェームズ・ベーカー、ローレンス・イーグルバーガー、ジョージ・シュルツ、アレクサンダー・ヘイグの5人もの共和党政権における国務長官経験者が議会にボルトンを推薦する書簡を送るなど極めて異例の推薦を受けたが、民主党がフィリバスターで対抗するなど強い反発を浴びた。ブッシュは反対を押し切って8月に任命を強行(休会任命の為未承認)。上院が承認しなかった為、2006年12月4日に辞任を表明し年内に任期満了で退任した。在任中は北朝鮮とイランの圧政を国務次官時代と同様一貫して激しく批判しており、両国に対する強硬路線を主導した。


2006年7月5日に北朝鮮が行ったテポドン2号発射及び、同年10月9日に強行された核実験の後は安倍晋三(当時内閣官房長官)や外務大臣(当時)の麻生太郎と共に北朝鮮への制裁路線を推進。10月15日には対北制裁決議の採択を実現する。バンコ・デルタ・アジアの北の不正資金凍結も断行した。


国際連合を軽視する発言等で何かと物議を醸しているが、それが後に失脚する一因となっている。また、日本の国連常任理事国入りと台湾の国連加盟を支持している。自身と米国政府が推薦した大韓民国出身の潘基文が国連事務総長に当選した際は歓迎している[4]。しかし、国連大使退任後、潘基文が台湾の加盟を拒否した際は批判している[5]。また、ブッシュ政権が2期目に押し進めた対北融和路線も激しく批判。拉致被害者家族からの信頼も厚く、2007年11月に北朝鮮による拉致被害者家族連絡会・北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会が訪米した際、最初に面会した要人である。また、北朝鮮の脅威に対抗するために日本と韓国が核武装を検討することを主張している[6]。


かねてから2016年アメリカ合衆国大統領選挙の共和党候補ドナルド・トランプはボルトンの外交手腕を買って国務長官候補として検討しており、政権移行チームでもルドルフ・ジュリアーニと並ぶ次期国務長官の筆頭候補の一人や国務副長官候補[8]として名前が挙がっていた。


バラク・オバマの広島訪問はニューヨーク・ポスト紙で「恥ずべき謝罪の旅」と強く批判した。


トランプ大統領は自身のTwitterにおいてハーバート・マクマスター国家安全保障問題担当大統領補佐官を解任し、後任にボルトンを充てると表明した。(by wiki)


国家安全保障担当補佐官は、補佐官となっているが大統領の最も近くで、国際情勢やその戦略を助言する、国務長官・防衛長官と並ぶパワーを持つ。経歴から言っても、相当危険な人物だ。しかしその過激さゆえに失脚もしている。


"人間のクズ(human scum)"ボルトンによって、北朝鮮情勢に悪影響を及ぼすかもしれない。安倍総理とは話があう人物と言えるw。


ティラーソン国務長官が解任され、マティス国防長官が頼りの綱。あまりに無茶な大統領命令には、米軍のトップであるマティス国防長官+米軍の抵抗も予想される。


トランプは自分が北朝鮮に行くにあたり、最強のバックをつけて脅し会談にするつもりか? とはいえ、まだ3ヶ月ある。トンデモトランプの気分は毎日変わる。


ジョン・ボルトンは共和党からも危険視されている。中間選挙を控えビクビクの共和党。
トランプ・ボルトンのニューチームが相乗作用で、トンデモ発言など連発すれば、国民から乖離すれば、支持率最低更新もありうる。中間選挙は惨敗だ。今後の動向に注視してゆく必要がある。


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