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ここまでバカか?安倍チルドレン

前川氏の講義に対する文部省圧力問題。

池田佳隆衆院議員(左)と赤池誠章参院議員/(C)共同通信社
文科省の前次官、前川喜平氏が名古屋市立中学で講演したことについて、文科省が問題視、市教育委員会に何度もメールを送っていた問題で、政治家の露骨な関与が浮き彫りになった。一部報道を受けて、林芳正文科相が明らかにした。


 この問題も「安倍政権の強権的な体質の表れ」と野党は追及を強めている。前川氏の講演について、法令や教育上の問題がないかなどと文科省に執拗に照会していたのは、自民党文科部会長の赤池誠章参院議員(比例)と部会長代理の池田佳隆衆院議員(比例東海)の2人。自民党の文科部会のトップ2人が教育現場に“政治介入”していたことになる。


日刊ゲンダイは、2人の議員のやっかみ説を挙げている。


「実は前川喜平さんが名古屋市内の八王子中学校で講演(公開授業)をした翌2月17日、自民党文科部会長で元文科政務官の赤池誠章参院議員の講演が同じ愛知県内で開かれたのです。ところが、地元紙の扱いは前川氏の講演の方が大きかった。これが一因となって自民党文科部会のトップの赤池部会長とナンバー2の池田部会長代理が文科省初等中等教育局に執拗に照会、質問内容の添削までしたのではないかと囁かれているのです」(永田町事情通)


「地元紙をはじめとしたメディア露出度において池田さんは、同じ選挙区のライバル議員の近藤氏に及ばない状態が続いていた。『以前から不満を感じていたところに、前川氏の授業と自らが招いた元政務官の赤池氏の講演の扱いのギャップを目の当たりにした。それが、文科省への照会の原動力となった』と言われても違和感はありません。池田さんは日本会議と連携している安倍首相と同じ思想信条の典型的アベチルドレン。2012年の初当選の時には安倍首相も愛知3区入りをして応援演説をしました。なお、2月22日の文科部会は、日本会議の主要メンバーである高橋史朗・明星大学教育学部特別教授(麗澤大学大学院教授)を招いて有識者ヒアリングをしていました」(地元記者)


これが理由だとしたら、人間として小さすぎるし、今の自民党安倍政権の置かれた状況を鑑みない大馬鹿者と言わなければならない。


この方々、他にもマメに国粋主義啓蒙圧力を行なっているらしい。

記事要約
見逃してはならないのは、今回、文科省への“圧力照会”が明らかになった2人の議員は、他ならぬ安倍首相の子飼い議員で、極右教育政策押し付けの扇動者だったことだ。
 たとえば、赤池議員は第一次安倍政権前夜の2005年衆院選で初当選。従軍慰安婦の否定などの歴史修正主義をがなりたて、戦中の軍国主義の要となった教育勅語を絶賛する極右議員であり、安倍首相への“忠誠”も並ならぬものがある。
 事実、「WiLL」(ワック)2006年10月号に収録された稲田朋美議員や木原誠二議員ら同期当選組による「自民党新人大討論」で、赤池議員は教育勅語について「非常に短い中に日本の伝統と文化のエッセンスが凝縮されていて、教育徳目もしっかりしている」「天皇=国家のためであって、それが返ってきて自分の家族のためになるという考え方」「世界に翻訳されて各国で模範にされるような、当時としては練りに練った、簡明なのに深い、世界につながるようなもの」と大絶賛。さらに徴兵制の導入と、そのための教育政策の必要性まで熱弁していた。
「自民党の部会の中で先輩議員もおっしゃっていましたが、近代国家の民主主義において一番の肝心要、根幹を成しているのは徴兵制で『自分の国は自分たちで守ろう』というのが原点です。武士や貴族に守ってもらうのではなくて、自分たちの国は自分たちで守ろうというのが根幹です。それは教育にも反映されなければならない」

バカすぎる、、、、。そしてなんと子供向けアニメにクレーム、、、、、、。
同年公開の映画『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』のポスター画像を貼り付ける。実はこの「ちびまる子映画」は〈国民に広く国際教育に対する理解・普及を図るため〉(文科省公式サイト)との目的で、文部科学省が配給の東宝とタイアップしたもの。そのためポスターにも「国際教育×ちびまる子ちゃん 文部科学省」と銘打たれ、「友達に国境はな〜い」というキャッチコピーがついていたのだが、なんと、赤池議員は2015年12月3日ブログでそのコピーを、こんな無茶苦茶なことを言って攻撃したのだ。
〈私は、このポスターを見て、思わず仰け反りそうになりました。同省政務官時代に、国家公務員として、それも国家の継続を担う文科行政を担う矜持を持て。国際社会とは国家間の国益を巡る戦いの場であり、地球市民、世界市民のコスモポリタンでは通用しないと機会あるごとに言ってきたのに・・・〉


国益を守るための外交の場はあるだろうが、本当に国民のために行われたいる場合と、一部の人の思想利益で捻じ曲げられている醜い場もあるだろう。世界中の子供達は、そんな大人の醜い戦いを押し付けられず、世界中にお友達を。それでいい。子供にそういう気持ちを持たせられる国であって初めて、国民に愛される国と言える。愛は自発的なもので、教育も強制もすべきではない。こんな奴が、”国家間の国益を巡る”場にいたら、日本は世界から孤立する。こういう人が官僚の中に混じっているのだとしたら、恐ろしい話だ。
ただの利口バカ。志の高い官僚の人も知っている。前川氏も文部官僚だ。そういう人がマジョリティーだと信じたい。


しかし、問題は「ひとり大東亜戦争」状態のこのバカがただのバカでなく、政治家として権力をもっていることだ。赤池議員はこのポスターについて、なんと文科省に圧力をかけたのだという。


赤池議員は先のブログで「文科省の担当課に確認しました」として、こう続けている。
〈ちびまる子ちゃんが言う分には目くじら立てる程のことはないと思ったのですが、東宝株式会社からいくつかのキャッチフレーズの提案があり、わざわざこれを文科省の担当課が選んだとか・・・ 
誰も異論を挟む人はいなかったとのことでした。
 たかがキャッチフレーズ。されどキャッチフレーズ。一事が万事で、言葉に思想が表出するものです。国家意識なき教育行政を執行させられたら、日本という国家はなくなってしまいます。文科省の担当課には、猛省を促しました。〉

中略
もう一人の圧力議員・池田佳隆氏はどうか。池田議員といえば、「宇予くん」問題やヘイトツイートで顰蹙を買った日本青年会議所(JC)の元会頭。2012年衆院選で初当選し、例の「文化芸術懇談会」のメンバーでもあった典型的な安倍チルドレンだ。池田氏がJCの会頭を務めていた2006年には、「週刊ダイヤモンド」(ダイヤモンド社)同年12月16日号の広告記事での女優・紺野美沙子との対談で、こんな“極右教育観”を展開している。
戦後の偏向教育は日本を堕落させた根幹だと思います。今こそ道徳教育が必要だと考え、本年度、日本JCは義務教育の現場へ直接働きかけました。道徳教育を通じて文化や伝統の大切さを伝え、日本に生まれたことを誇りに思える子どもたちを育む義務がおとなにはあります。われわれがまず伝えたいのは純粋に祖国、先人を想う心。自国の利益のみを追求する国粋主義とは違います。そもそも祖国を想う心がなくて、どうしてほかの国を想うことができるでしょう」


いずれにしても、今回の文科省による授業データ提供強要事件は、赤池、池田という2人の安倍首相子飼い極右議員が文部科学省に圧力をかけていた結果、引き起こされたのは間違いない。
「教育の独立」「言論の自由」を一顧だにしておらず、国家に命を捧げる国民をつくり出すことを教育だと捉えているような連中にとって、自分の親分の不正を告発した元官僚の授業を検閲することは、当たり前の行動なのだろう。
 しかし、恐ろしいのは、こんなトンデモ思想をもつ議員に圧力をかけられて、文部科学省がいとも簡単に教育基本法第16条や憲法21条に反する行為をやってしまったことだ。これは文科省の官僚たちが赤池、池田両議員の背後に安倍首相の存在があることを意識したからにほかならない。
 彼らの主張は安倍首相とほとんど同じものであり、安倍首相自身もこれまで、文科省に対してさんざん圧力を加え、極右教育を押し付けてきた。その結果、文科省は赤池、池田のようなチンピラ議員すら、安倍首相の代弁者ととらえ、違法行為を強制するような無理難題にも唯々諾々と従うようになってしまったのだ。
 この構造は、いま、大きな問題になっている公文書改ざんにも共通しているものだ。日本は、安倍首相と側近議員たちの鶴の一声で、官僚たちが平気で違法行為を働くとんでもない国になってしまった。そのことの恐ろしさを国民は改めて認識すべきだろう。
(編集部)


こんな人間を比例で当選させ、教育行政につける安倍自民党。今や総理のご意向は隅々まで浸透? 安倍晋三同様、安倍チルドレン一掃もこの国の正常化に必須だ。

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