密接な関係にある他国から

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鬼が笑う?自民党衆参同時選挙"圧勝"の予測

日刊ゲンダイ;鬼が笑う大甘皮算用 「ダブル選ならば自民圧勝」は本当か
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172089/1


なんと、妄想ポジティブ安倍総理W選なら自民圧勝予想。官邸がダブル選に持ち込みたがっているのは確かです。野党共闘が進まないうちに選挙をしてしまった方が有利だし、衆参ダブルになると野党は統一候補を立てて戦うことが難しくなる。さらに、安倍首相が消費税10%への増税を再び延期すると宣言して選挙を戦えば、圧勝は確実で、自民党にとって、理論上はいいことずくめ。また同じ手で、、、、。
政治ジャーナリスト・山田厚俊氏は、「安保法制で芽生えた支持者の不信感は払拭されたとは言い難いし、自民党が圧勝して憲法改正に手をつければ、平和の党を掲げる公明党の存在意義が問われるという自己矛盾に陥ってしまう。官邸はさまざまなオプションを手にしているように見えますが、安倍政権の売りだった経済も思うように上向いていないし、実際には、衆参ダブル選の強行は容易ではないと思います」
それでも、ダブル選が信憑性は安倍首相が通常国会を1月4日に召集する異例の日程を決めたからだという。 仮に1月5日召集だと、参院選は6月9日公示・26日投開票になるのだが、4日召集にしたことによって、6月26日投開票から7月24日投開票まで幅を持たせることができる。会期末の6月1日に衆院を解散してしまえば、解散から40日以内に総選挙を行うという憲法の規定に従って、ダブル選も可能になる。「ダブル選に持ち込もうというのは、参院選単独では負けると思っているからでしょう。安倍首相には、07年の参院選で大負けして失脚したトラウマがある。ダブル選を画策するのは、恐れの裏返しです」と、政治評論家・森田実氏 税制で学会票を買収 新聞に軽減税率を適用大メディア懐柔策+聖教新聞と国民の税金で根回し万全。臨時国会を開かず,野党から何も追求されず,外遊で、バラマキ大物気分を満喫、ストレスとは無縁で体調もいいらしい。政策は支持されていないのに,なぜか支持率はアップ。故に今、首相は全能感にあふれている。W選挙ならまだ巧く足並みのそろわない野党は準備ができないだろうと云う計算もあるだろう。


「ダブル選にしても、大メディアが圧勝ムードを作っているだけで、地方紙はほぼ反安倍の論調です。これは風呂の表面だけがあったまっているような状況で、安倍政権の弱者いじめに苦しめられている大多数の庶民の気持ちはとっくに離反している。圧勝と騒いでいるのは、東京の大メディアだけです。これだけ好き放題の暴政を続け、弱者いじめをやられたら、いつ国民の反乱が起きても不思議はない。参院選単独なら安倍首相のクビを取ることができるし、ダブル選になれば、一気に自民党政権を倒すチャンスでもあるのです」(森田実氏=前出) そう野党共闘さへ整えば、一気に片がつく。消費税10%先送りなんて一度巧くいったから二度目も巧くいくなどと考える事自体国民を馬鹿にしている。政権が変われば、見送りどころか、根本的見直しは必至(ですよね?民主党さん)慎重な岡田代表、『今回は政権選挙ではない』なんて,言っていると足下をすくわれせっかくのチャンスを、とんでもない形で棒に振る事になる。


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既に,日本国内,市民生活は、安倍政権の改悪法制でがたがた,民主主義国家の態も,経済大国の態もなしていない。長引けば,修復不可能な状態になる。アベノミクス異次元緩和で大ダメージを受けている国庫、安倍政権は次の商品として、平和主義、核廃絶の戦後の国民の願いを売りに出そうとしている。
武器、核輸出、自衛隊貸し出し。若者が一番被害を受ける。


「アエラ」12月14日号の「1030人調査でみる18歳の世論」によれば、「安倍内閣を支持する」と答えたのは男子で54.6%、女子は33.6%。「支持しない」は男子が45.4%で女子66.4%だ。男子の支持は高いが、女子は安倍嫌いがダブルスコアで多数派。安保法制についても、「賛成」は男子が59.0%に対し、女子は36.9%。「反対」は男子41.0%、女子63.1%で、男子は安倍政権の政策に好意的なようだ。
「自分が戦争に行くかもしれないという現実感が、まだないのでしょう。9月30日に公布された安保関連法が、来年3月から施行される。そうなれば、若者世代にこそ切実な問題として降りかかってきます。その警戒感があるだけでも投票行動は変わってくる。冷静に考えれば、自民党政権が続いて最も苦しむのは若者世代なのです。自民党が衆参で勝てば独裁体制が完成し、自由な発言もはばかられる世の中になる。そういう生きづらい国になっていいのか、未来を担う若者が考えるべきです」山田厚俊氏


安倍政権は18才選挙権が有利に働くと見て,押し通したが、そうもくろみ通りにはいかないだろう。若者は覚醒している。男子が安倍支持はちょっとと意外、アンチSEALDs派もいるんだろうが、奨学金と云う名の学生ローン、国立学費値上げ、就職難、非正規雇用、経済的徴兵制−女子も兵役という狂タカ派おばさまの主張もあるが,男子には自衛隊の門はすぐ目の前。とにかくこれら若い世代に即座に降り掛かる問題、慎重に考えて投票して欲しい。


ゲンダイの記事は、通常国会でどれだけ政権を追い込めるか。独裁戦争国家の完成を許すか否かは、野党の踏ん張りと、有権者の良識にかかっている。と結んでいる。政策に賛成でないのに安倍政権の支持率が上がるのは、まだ,野党連合の顔が見えてこないこと、しっかりとして方向性を示せていない事なのだと思う。野党は、今から、W選に耐えられる連携を作り、もう,共産党アレルギーとか言っていないで、共通公約(戦争法廃案だけでなく,共通できるもの,沖縄問題や,消費税、派遣法見直し、など)を出し、どんどん国民にアピールをしていって欲しい。


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