密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

枝野氏”滑舌悪く謝罪”なんて、するべきではない。

2日前に母に電話を入れて、その時、日本は火山が噴火したりして大変!!と言っていて、歳のせいかどうも言うことがチグハグなので、たしかかなぁと思いつつ、地殻が動いていて、ミサイルよりもっと地震の方が危ない、原発止めないと、、などと話していたのだが、岩石が飛来したりと大変危険な状況だと言うことを後で知った。本当に、原発止める方向ですぐにでも動き出すべきだ。ミサイル避難訓なんかしている場合か!!である。


ところで、この噴火に際し、ネットで実に、くだらない騒ぎになっていた。
枝野氏が、1月24日の国会質問の冒頭で、草津白根山の噴火被害者を「心からお祝い」と発言したという情報がネット上で拡散した。馬鹿馬鹿しいにもほどがある。よしんば言ったとしても、確実ないい間違えで、”難民射殺”とか”詐欺師みたいな人”とか、”何人死んだんだ”といった類の不見識暴言でもなけらば、”でんでん”とか”みぞゆう”とか、常識的な漢字が読めなかったと言うわけでもない。こんなの、デマの類、出る杭は打たれるの類だろうと思っていたが、国会でも、きちんと”お見舞い”と発音している。ハフィントンポストも録画を確認。

立憲民主党の枝野幸男代表が1月24日の国会質問の冒頭で、草津白根山の噴火被害者を「心からお祝い」したという情報がネット上で拡散した。


枝野氏が「被害に遭われた皆さんに心からお祝いを称します」と発言したとするツイートがきっかけとなり、各種まとめサイトで紹介された。「すごい言い間違いだ」などと、枝野氏を非難する声が相次いだ。


しかし国会中継を実際に確認すると、以下のように聞き取れる。


草津白根山の噴火によって、訓練中の自衛官の方が亡くなられました。心から哀悼の意を表します。また被害に遭われた皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。
枝野幸男事務所はハフポスト日本版の取材に対し、「間違いなく『お見舞い』と言っております」と答えた。


衆議院事務局では「議事録ができるまで10日間はかかるので、それまでは発言の詳細は説明できない。録画を見てほしい」という返答だった。


ところが、枝野氏が自分の滑舌の悪さを謝罪したという。なんで??

立憲民主党の枝野幸男代表が1月24日、公式Twitterで滑舌の悪さに「私の滑舌で多くの皆さんにご心配おかけして申し訳ありません」と謝罪した。


同日の国会質問で、草津白根山の噴火被害者に対して「心からお見舞い」と発言した際に、「心からお祝い」と聞き間違えられて、ネット上で拡散していた。


立憲民主党の公式Twitterは「聞き取りづらい部分があったようですが、代表は『心からお見舞い』と言っていました」と報告した。


枝野氏も自身のTwitterで、議場では特に騒ぎにならなかったため、「『お見舞い』と正確に聞き取れた方が大部分だったと思う」と振り返った。その上で「もっと滑舌が良くなるようさらに努力します」と結んでいる。


謙虚なのはいいけれど、悪くないのに謝る必要はない。聞きちがえる方が、粗探しの耳ダンボで、これはいける!!と拡散したんではないかと思う。
最後の「もっと滑舌が良くなるようさらに努力します」は、安倍首相に対する当てこすりとも取れるほどだ。


安倍総理は絶対謝らない、どれほど明確に自分が悪くても謝らない。あそこまで頑なで面の皮が厚いと、人間としてどうか、と思うが、もし安倍総理がいちいち謝っていたら、安倍政権はこんなに長く続かなかっただろうと思う。世の人は、謙虚な人にはかさにきて叩きまくり、もっと謝らせようとする加虐性を発揮する。


こんな、相手の聞き違い、いやデマの拡散にまで謝っていたら、それはそれで、味をしめたやつに粗探しされかねないし、いつか足元をすくわれる。本当に自分が悪い、あるいは大きな間違いをした、国を代表して謝らなければならないことには、潔く頭を下げ、反省点を明確にし、不必要なデマの類は、それがデマである証明を終えたら、あとは関わらないことだ。


ところで、田中真紀子氏は、議員になる前に最低線の能力テストをすべきだと言っていた。最低線の漢字、教養、常識、政治家として知っておくべき国際法、憲法条文、簡単な英語くらいできない人間に議員の資格はない、と。 一部うるさい人に教育差別だと騒がれそうだが、もし、学校を卒業していなくても、議員を志すなら、独学でこうしたことを学ぶくらいの気構えは必要だろう。議員というのはそのくらいの覚悟と努力でなつてほしいということだ。


ここで興味が湧いたので、麻生太郎氏の漢字誤読はどれくらい?
調べた人がいるんですね。”nullstrings27さん”ご苦労様です。
未曽有 (みぞうゆう) ← みぞう
踏襲 (ふしゅう) ← とうしゅう
頻繁 (はんざつ) ← ひんぱん
破綻 (はじょう) ← はたん
低迷 (ていまい) ← ていめい
詳細 (ようさい) ← しょうさい
焦眉 (しゅうび) ← しょうび
希求 (ききょう) ← ききゅう
思惑 (しわく) ← おもわく
措置 (しょち) ← そち
前場 (まえば) ← ぜんば
水面 (みずも) ← みなも
見地 (かんか) ← けんち
基盤 (きはん) ← きばん
怪我 (かいが) ← けが
有無 (ゆうむ) ← うむ
傷跡 (しょうせき) ← きずあと
詰めて (つめめて) ← つめて
物見遊山 (ものみゆうざん) ← ものみゆさん
順風満帆 (じゅんぷうまんぽ) ← じゅんぷうまんぱん
実体経済 (じつぶつけいざい) ← じったいけいざい
所信表明 (しょとくひょうめい) ← しょしんひょうめい
これでも、全部ではないかもしれない、という。
思惑 (しわく) ← おもわく・傷跡 (しょうせき) ← きずあとなどはあえて訓読みで読ませる場合があると思っていたが、間違いなのだろうか?最後の2つは言い間違えだろう、いくらなんでも、、。
かたや安倍総理は、漢字誤読は官僚が大きな字でふりがなを振っている(英語にまでカタカナでふりがながふられている)ので、官僚の隙をついた、”云々”のようなもので、大ヒットをかまし、官僚が教えてくれない、色紙とかで漢字の細部をごまかしたりなど。あるいは色々つまびらかに読んでいなかったり、とんでもなく認識が変更していたり、自己整合性が取れなかったり、意外なところで運動神経を発揮したりと、大笑いを誘うエピソードに発展する傾向がある。天性のコメディアン?しかし、彼の滑稽さは、どこか惨めさを感じさせる。こんな人をなぜみんな持ち上げるのだろう。トランプの方も英語が苦手で、文章も3ページ以上読めず、よって反知性主義を自分のスタイルに昇華?しているが、安倍氏のような、みっともなさ・情けなさは感じない(だからと言って肯定しているわけでは絶対にないが)


枝野氏は、滑舌も良く、言葉も正確で、ボキャブラリーも豊富で、論理的、法に関する知識もある。正しいことは妥協しない頑固さもある。それでも、”実るほど頭を垂れる稲穂かな???” 用心深くなってるのかしら?


アメリカ人は不用意に謝らない。日本人はなんんでも謝る。しかし断定的にモノを言う人間、絶対謝らない人間の言うことを信じてしまう。まめに謝る方が摩擦を少なくするというのは、一定数の人間関係の中だけであり、不特定多数をの人々を相手にする際は、必ずしもいい方法とは思えない。枝野氏も不要に謝らない方がいいのではないかと思う。



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