密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

本当に余計なことを!!!エルサレム首都認定トンデモトランプの愚かすぎるパフォーマンス

こんな愚かなで自分本位な人間が一番ついてはいけない地位についているのが今のアメリカ(日本もか、、、)国内問題では、もう、就任以来平均1日5回の事実無根の嘘をツイートし続けコメントしようとも、ネイティブアメリカンの式典で、自分のつまらない私怨の(エリザベスウォーレンに対する)当てこすりで、彼らを侮辱して顰蹙を買おうとも、これもネイティブアメリカンのためと言いながら、ステイツパークの規模を越権行為で大幅に削ろうとし、自然保護団体、地元民、そしてネイティブアメリカンから、大きな避難を受けようとも、選挙の結果なのだから、グッとこらえて、抗議デモをし、支持率を下げ、メディアが攻撃し、断崖辞任か、人気まで凌ぐのがアメリカ市民の責任、と思うけれど、国際情勢に、大きな火種を投げ込むことを始めると、もうアメリカ国民の一部のバカな選択では済まされない恐ろしさを感じる。

首都認定がどうアメリカの安全保障に役立つのか、記者たちへの背景説明もできないホワイトハウス。そんな決定のために、中東に住むアメリカ人とその家族も含めて多くの人が不幸になりかねない


ドナルド・トランプ米大統領は12月6日、エルサレムをイスラエルの首都と認定すると発表した。この発表には、トランプ政権の政策決定における2つの最悪な傾向が現れている。一つは、トランプが支持率のみを気にして、まったく利己的な理由から重大な決定をしてしまうこと。もう一つは、政権の無能さが事態をさらに悪化させてしまうことだ。


エルサレムの首都認定は、トランプの支持基盤をつなぎ止めるためのパフォーマンスにすぎない。現時点でこの決定を下す戦略的根拠などまったくない。だからこそ政権スタッフは、この決断がどうアメリカの安全保障に資するのか、記者たちに説明がつかず頭を抱えたのだ。


しかもこれは支持基盤にとってさえ大した問題ではない。確かに大統領選中、トランプは米大使館をエルサレムに移転すると公約していたが、それによって獲得できた票はたかが知れている。


トランプにとっては小さなパフォーマンスでも、それが及ぼす被害は甚大だ。パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は文字通り進退窮まりかねない。アッバスはパレスチナでは貴重な親米派。中東和平でアメリカと歩調を合わせてきたことにはもともとパレスチナ人からの批判もあった。これで、アッバスの政治生命は風前の灯だ。


エルサレムの最終的な地位は、パレスチナ政治の最も繊細な問題と言ってもいい。東エルサレムを独立国家パレスチナの首都とすることは和平の譲れない条件だ。トランプは双方にとってよい和平合意のために尽力すると言ったが、現実にはトランプはイスラエルに圧倒的な勝利を与えただけで、パレスチナからは奪っただけだ。


アメリカの最も重要なアラブの友好国は、自分たちの助言を無視したトランプの決断のおかげで尻に火が付くことになった。とりわけアメリカの信頼できるパートナー、ヨルダンはパレスチナ難民が人口の70%を占め、抗議の高まりによる治安の悪化が懸念される。


トランプの決定は、中東に駐在するアメリカの外交官や民間人の安全も脅かしかねない。パレスチナ側は既に「怒りの日」と名付けた3日間の抗議行動を呼び掛けており、ヨルダン川西岸とガザ地区では暴力的な抗議が吹き荒れる可能性がある。中東諸国の米大使館には安全保障上の警告が発せられ、大使館の警備チームは警戒態勢を強化している。レックス・ティラーソン米国務長官とジェームズ・マティス米国防長官も安全保障上の懸念から今回の決定にぎりぎりまで反対していた。


最後に、この決定は和平を模索してきた自らのチームを裏切るものだという点でも利己的だ。トランプの娘婿で上級顧問のジャレッド・クシュナーは何カ月も前から中東を歴訪し、関係者と協議を重ねてイスラエルとパレスチナの和平交渉再開に向けて準備を進めてきた。その努力を水の泡にする今回の決定に、クシュナーが賛同したとは思えない。


後略ー


トランプは公約を実行?と言っているが、こんな公約気にかけているトランプな人たちはそう多くない。要はトランプが、極右のネタニヤフ首相が大好きで仲良しだというだけだ。イスラエルはお金持ちだし、トランプが人を好きになる理由は、彼に利益をもたらしてくれるからというのが唯一の理由だ。そのために、自分の手にも追えない事態を引き起こす。米国内のユダヤ系の人々も、この大統領の暴挙に反発している。単にビジネスなら大勢の人が死ぬことはない。返す返すも、アメリカしか知らない単純保守のアメリカの人の選択を恨むしかない。


そういえば、昨日Dさんの妹さん夫婦と夕食をした時(壁じゅうに手書きの陽気な魚介類のペイントが踊る、とっても地元な、カニとシーフードフライのうまいレストランだ)、トランプは北朝鮮と戦争を始めるのだろうかと心配していた。彼らは、政治的ではない、穏やかな無党派で、北朝鮮がどこにあるのかなど、定かにはしらなそうだが(事実サラペイリンは副大統領候補になってから、北朝鮮がどこにあるかを習った)、何をするかわからない狂気の独裁者のことは津々浦々まで伝わっているんだなぁと、感心した。もちろん自国の狂気の大バカ者についても、保守的な南部といえど、みんな相当嫌気がさしているのだ。


ついに、ティラーソンも匙を投げるのか? 当分アメリカは、自分たちの大バカ大統領が、イサクとイシュマエル の最も根深く危険な兄弟喧嘩に再び首を突っ込んだことでバタバタするだろうから(下手をすればとんでもない事態に発展する)、日本の一部で騒がれているような、北朝鮮と事を構える余裕はなくなりそうだ。


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