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野党第一党の座を奪取?官邸が希望と維新に統一会派を組むよう提案

政治についてブログを書いていて、ノンポリが長かったので、日本の政治の仕組みのベースを理解できていないなぁと感じることが度々ある。
小選挙区のドント式なんかもそうだ。


今回は、”野党第1党”の役割の重さ。野党第1党は、野党で一番国会議員数がが多く、
国会での質問時間が長くとれる。野党の代表をする。くらいにしか思っていなかった。
しかし、、国会運営上は天と地ほどの差があるのだそうだ。自分の無知を認識し、調べたら、下記サイトが分かりやすく記事をあげていた。知らなかった、、という方は(あまりいないかもしれないですが)アクセスしてください。
こんなに違う 野党第1党と第2党 - 経済中心に書いてます!
サイトより抜書き
国会の予算委員会や議院運営委員会などは、与党と野党の理事が話し合ってどんな日程で進めるか、どの法案を審議にかけるかなどを決めていく。その時、野党側の代表となるのが第1党で、筆頭理事を務める。


実際の憲法改正発議でも、野党第1党は要の役割を果たす。共産党の志位和夫委員長が立憲民主党の野党第1党に「改憲の動きに対する大きなブレーキになる」と話すゆえんだ。


長島昭久氏が「民進党の執行部に対し、共産党との共闘は彼らを利するだけと叫び続けて来たが、この結果には驚きを禁じ得ない。共産党は、ここまで肉を切らせて骨を断つの覚悟だったのかと。ただ、換言すれば、立憲民主党と共産党との親和性を如実に示しているとも言える。希望の党には到底できない芸当だ」自身のTwitterで述べた時、共産党は自主的に大量の候補者を取り下げ、立憲・無所属議員の当選貢献したが、自身は9議席を失った自己犠牲への賞賛くらい単純に捉えていた。しかし、真のポイントは、志位委員長及び共産党が一丸となって、希望の党が野党第1棟となるという、恐ろしい事態を、阻止する目的のため、”肉を切らして骨をたった” のだと理解できた。


そして、立憲民主党は希望の党を抑え、野党第1党になり、極右政権と対じする真の野党の役割を担うことができることへの、喜びを(単に心が広いだけではなかったのだ!!)表したのだ。 しかし、なんでも自分の都合良く事を運びたい安倍晋三は、「立憲より希望が第1党の方がよかったのに」とほざいているそうだ。そして野党第1党すげ替えを画策しているという。

「立憲より希望が第1党の方がよかったのに」。先の衆院選後に、安倍首相はそう漏らしたそうだ。安倍首相にとってのベストシナリオは、改憲勢力の希望の党が野党第1党になること。改憲発議に向け、「あうんの呼吸」で国会運営を自由に進められるとの思惑が、希望の失速で大きく外れた。それでも諦めきれない安倍官邸は、希望と維新に統一会派を組むよう提案したというのだ。


 立憲民主と希望との衆院での議席数の差は1桁しかないが、国会運営上は天と地ほどの違いがある。予算委員会や議員運営委員会などは、与野党の理事が話し合って日程進行や議案を決めていくが、野党を代表する筆頭理事は必ず第1党から選ぶ。


国会運営は野党第1党の発言権がいや応なしに強まるのだ。


「安倍首相にとって悲願の改憲発議でも、野党第1党は合意形成の要の役割を果たすことになる。希望が第1党ならくみしやすかったものの、立憲の枝野代表は安保関連法を前提とした9条改憲には反対の立場を貫いています。拙速な改憲論議に歯止めがかかるのは間違いありません」(政治評論家・山口朝雄氏)


また、立憲の国会対策委員長は辻元清美衆院議員が務める。いわゆる「寝業」の効かない相手なので、与党もやりにくい。早くも辻元氏は民進出身者の「無所属の会」や共産を巻き込み、11月1日からの特別国会で「もりかけ」疑惑の審議を要求。政権への対決姿勢を鮮明にしており、安倍首相もイライラを募らせているに違いない。


■小池希望「排除」した民進出身者との連携は「さらさら」


 そこで安倍官邸が触手を伸ばしているのが、希望と維新だ。すでに代表を務める東京都の小池知事、大阪府の松井両知事に統一会派結成を持ちかけたという。両党の衆院議席を足せば、立憲を上回る。政権の補完勢力である両党が手を取り合って野党第1会派となれば、与党の国会運営は楽チンだ。安倍首相の意向に沿って「もりかけ」よりも改憲が優先になってもおかしくない。


小池知事をはじめ、希望の結党メンバーは立憲との野党協力には「われわれが埋没しかねない」と慎重だ。要は「排除」した連中と連携するつもりは「さらさら」ナシ。


むしろ、小池知事と松井知事は選挙前に共通構想「三都物語」を掲げ、東京と大阪の選挙区でそれぞれ候補をすみ分けた仲だ。互いに掲げる政策の中身も近く、希望と維新の統一会派結成に向けた地ならしは順調なようにもみえる。


「ただ、小池代表は『都政に邁進』との考えを前面に出さざるを得ず、今後は国政に関与しない方針です。党運営のグリップを手放した以上、維新との連携に導くのは難しい。特別国会後の共同代表選で結党メンバーと、多数を占める民進出身者との対立が先鋭化すれば、ますます厳しいでしょう。官邸側は特別国会はムリでも、年明けの通常国会に間に合えばと画策していますが、そうすんなりといくかどうか」(官邸事情通)


 安倍自民党は野党の質問時間の削減まで検討しているが、国会の大政翼賛化なんて冗談じゃない。安倍首相はそんなに立憲の躍進を脅威に感じているのか。


このまま、立憲民主党がブレずに、国民の安倍政権はの不満の旗印となり、自由・社民・共産・市民連合がまとまれば、大きく広がる可能性は大。民進党党籍の無所属議員が岡田氏を中心に民進・希望・立憲の連携の橋渡しなどと言っていたが、枝野氏はその提案を受け付けないと断ったそうだ。それはいい判断だ。


足を引っ張る民進保守派が希望に出て行ってくれたので、これまでの民進党のグダグダに嫌気がさした国民も立憲には大いに期待している。ここでまた数を頼りに、かつての”民進仲間”で集まれば、またブレブレグダグダの民進党に逆戻り。エッジのたった立憲に新しい風を感じと応援した有権者の失望を招く。


加えて、独自の調査力、論理的攻め、大局を見据え、利己心なく大人の態度が浸透している共産党に対しての、アレルギーだとか、シロアリだとかの間違ったステレオタイプで共闘を妨害してきた民進党にもかなりストレス、およびむかつきがあった。


枝野氏も共産党と一線をおく、と、当初硬い態度だったが、市民連合を介し柔軟路線に成ってきた。ここでもう一歩、信頼できる仲間として共産党とタッグを組んで安倍暴政に立ち向かってほしいものだ。


9条を含む改憲と戦争法容認の希望と連携することは、国民への裏切りである。
枝野氏がその辺をよくわかっていることが、自民大勝の選挙にあって唯一の希望だ。


幸い、維新も議席を減らし、”こころ”はすでに希望に吸収。最悪彼らが連携して野党第1党を担うなら、枝野氏もリベラル統一会派を呼びかければいい。幸い小沢・枝野会談が行われ、自由党は首班指名選挙で枝野氏を推すという申し入れをしたようだ。
加えて、民進党籍無所属+再選を果たした山尾志桜里議員を含めれば維新の議員数など物の数ではない。


野党第1党は、何としても立憲民主党を中心としたリベラルで押さえてほしい。
なんでも自分に都合よくいくとおもっている安倍坊ちゃん、そうは問屋が卸さない。


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