密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

安倍応援ジャーナリスト北朝鮮危機の選挙利用のお軽さと、ティラーソンの本気

少し前に書いた
危機あおり、老害ジャーナリストまことしやかに年末危機説ぶち上げ - 密接な関係にある他国から の続き。いかに田原氏と日本政府が無責任であるか、を示すこの記事

ワシントン(CNN) 米国のティラーソン国務長官は15日、CNNのインタビュー番組で、北朝鮮への外交努力は「最初の爆弾が落ちるまで」続行すると表明した。


核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、トランプ米大統領はこれまでツイッター上の発言で、外交努力を否定する立場を示唆してきた。しかしティラーソン氏は、トランプ氏も外交優先の対応を望んでいると主張。「大統領の口からはっきりと、外交的解決が望ましいという言葉を聞いている」「大統領は戦争をしようとは思っていない」と述べた。


ティラーソン氏は数週間前、米国は北朝鮮と直接接触する経路を持ち、事態の鎮静化を目指していると明言。これに対してトランプ氏は、北朝鮮と交渉しても「時間の無駄」だとツイートした。トランプ氏は北朝鮮を「完全に破壊」する選択肢にも言及するなど、強い警告を繰り返してきた。


トランプ氏のツイートが外交努力の妨げになっているかという質問を受け、ティラーソン氏は米国と中国の緊密な協力関係に言及。中国側に米国の対北政策をめぐる混乱は「一切ない」と強調した。ツイートの内容自体については、トランプ氏が「行動を促す目的で」発言したとの見方を示した。


田原氏の見解と、防衛省や外務省の幹部からの情報は、アメリカの国務長官の見解に反している。「最初の爆弾が落ちるまで」外交努力を続行する、は大変強い言葉だ。
つまり、北朝鮮が先制攻撃を行うまでは、外交で解決をするということだ。そして、金正恩は、トランプほど能天気ではない。


トランプの暴言ツイートには、威信をかけて強い言葉で応じるが、ティラーソンがトランプを真剣に抑えに動いているので、北朝鮮も落とし所を探っているだろう。


だいたい、この北問題が、急に戦争のリアリティーを持ったのは、米国の先制的シリア爆撃によって、トランプはやる時はやる!!みたいな騒ぎになって、その意向を北朝鮮に向けて大騒ぎになった。それがなければ、いつものはた迷惑のミサイル技術の向上の実験
をもくもくと行ってきた延長線上以外の何物でもない。


人さわがせが好きなトランプのツイートと、それをリアリティーの軍事危機に変えているのは、日本の安倍首相一人だ。アメリカ国内では、トランプ一人の大騒ぎ、日本ではJアラートで国を挙げての大騒ぎ。


そして、それはひとえに安倍総裁の自分の権力維持のためのプロットだ。
北朝鮮へのアメリカの軍事攻撃が年末年始に起こり、それを国民に知らせると危機感を煽るので、首相は胸に収め、解散総選挙???バカ言っちゃいけない。


本当なら、まず原発の稼働を止め、国民のせめて、グアム市民に配られた程度の具体性のある準備、情報、指示を出し国民にいざという時に命を守る準備をさせるのが本当だろう。在韓邦人に退去勧告も協議しなければならない。そんな時に解散総選挙。


トランプ来日に拉致被害者と面談させ、根が単純なトランプに北朝鮮の悪辣を強調、とともに、大統領との面談をアレンジした自分を宣伝。トランプと仲良しの晋三💏を強調。 いやいや、世界のシンゾーでなくても、一国のトップなら、誰での出来ることなのに。日本のリベラルな人でも安倍晋三が外交で成功していると思っている節があるので驚く。慧眼なのはヤッシー田中康夫氏、トランプとアメリカは別物と知るべきと言っている。彼の言うことは、日本の外の目線とぴったりあっている。

田中康夫の「だから、言わんこっちゃない!」vol.120『想像力なきネトウヨ政治家が跳梁跋扈! 戦闘不可避と妄想するお花畑クンに告ぐ!』


ティラーソンは、本気でことを納めにかかっている。なぜか?多くの命がかかっているからだ。田原氏も安倍晋三も恥を知れ。


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