密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

吠えるトランプ 高笑いプーチン

昨日、MSNBCで、バーニ・サンダース議員とケーシック・オハイオ知事(共和党大統領候補で、唯一まともだった人)のロシア・トランプ問題についてのパネルディスカッションが行われた。バーニーは国民のためにやることが山積みなのにこんな酷い、くだらないことで時間や良さアンが浪費されている。トランプは常軌を逸していると怒り心頭。
ケーシック知事が、トランプを凄腕のビジナスマンとして能力を信じる人たちに対して、うまい例えを言った。『自家用セスナの運転ができる人物が、何のトレーニングもなしでジャンジェットの運転を任される。しかも彼は一切学ぼうとせず、クルーもセスナパイロットクラブで固めている。そんな飛行機に我々は乗っていたいだろうか?』
せめてこの人は共和党大統領候補だったらよかったのにとあrためて思った。


ところで、自分の発言で墓穴を掘り、トラブルに拍車をかけているトランプが、またしても飽きれかえる被害妄想発言。

トランプ米大統領は18日、ロシアの米大統領選関与疑惑を巡る捜査に特別検察官が設置されたことを受けて、米国史上「最大の魔女狩り」と批判した。


ロシアとトランプ陣営の癒着の疑いが深まる中、米司法省は前日、議会からの圧力を受けてロバート・モラー元連邦捜査局(FBI)長官を特別検察官に任命。トランプ大統領はその後、「徹底調査により、私の陣営といかなる外国との間にも共謀がなかったとの既知の事実を確認することになる」と、歓迎する声明を発表していた。


だが大統領は翌朝のツイッターでの投稿で「クリントン元国務長官の陣営やオバマ前政権で違法な行為が行われたにもかかわらず、特別検察官は任命されたなかった!」とし、不満をあらわにした。大統領は検察官「counsel」の綴りを「councel」と誤った。


その上で「これは米国史上、最大の魔女狩りだ!」と述べた。


トランプ米大統領は前日にも、米国沿岸警備隊士官学校の卒業式での演説で、「私ほどひどく、不公平な扱いを受けた政治家は歴史上いない」などとして、メディア批判を展開していた。


トランプ氏はその後ホワイトハウスで記者団に対し、トランプ陣営との癒着の可能性を巡る独立捜査を指揮する特別検察官にモラー元FBI長官が任命されたことで「米国が分断され、統合されていない国であることが示された」とし、「非常にネガティブ」なことだったと述べた。


ローゼンスタイン司法副長官はこの日、上院議員に対するブリーフィングを行った。公の場での発言はなかったが、共和党のリンジー・グラハム上院議員は、ローゼンスタイン氏は「刑事捜査もあり得ることを念頭に置いて今回の調査を取り扱う必要ががある」と述べたとしている。


[ワシントン 18日 ロイター]
だいたい選挙公約で”魔女(ヒラリー)を吊る背”と人々を煽り、イスラム教徒に対して御構い無しの”魔女狩り”を扇動したのはどこのどいつだ。
しかも、能天気にも状況が全くわかっていないらしい。この無知蒙昧のトンデモ大統領が、3度もコミー元FBI長官に、フリンへの調査をやめるよう求めた事実、自分への調査があるかを再三個人的に訪ねた事実が、その当時、この大統領の態度に憂慮していたコミー氏のメモ(この事態に直面するたびメモを残し秘書官に渡していた)で明らかになり、ロシア疑惑の上に司法妨害も持ち上がっているのだ。


ローゼンスタイン司法副長官(最初トランプはコミー氏解任をローゼンスタイン氏の助言といい、後で自分のアイデアといい直している)「刑事捜査もあり得ることを念頭に置いて今回の調査を取り扱う必要ががある」のは尤もという次元に突入しているのだ。


 独立捜査を指揮する特別検察官にモラー元FBI長官が任命されたことで「米国が分断され、統合されていない国であることが示された」と言っているが、けだしプーチンがこのアメリカの状態ートランプが大統領としての責務を果たせずにいるアメリカの状況を「政治的な統合失調症」で危険な兆候だとも指摘したという(涼しい顔でよく言うよ!この人独特のユーモアセンス)

トランプの混乱を尻目に余裕のプーチン露大統領(左はラブロフ外相) Maxim Shemetov-REUTERS


内心おかしくてしょうがないだろうね、プーチンは。それにひきかえ、トランプに明日はない。



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