密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

猫のこと。

うちの実家に齢24歳(以上)の猫がいる。姪っ子がよちよち歩きのとき、ふらっと家の庭にやってきて、そのまま飼われた。名前はミケ。最近は、鼻水は垂らすし、よろよろするし、にゃーと鳴けず、ケッケッと鳴く。姪っ子が東京に出てからは、日がな一日父の膝で、二人でテレビを見ている。ある種の老老介護と言えるだろう。


ところがこのミケがいなくなってしまった。家族は、猫は死ぬときはひとりでにいなくなるから、ミケも死期を悟って姿を消したのではないかと、言っていた。


自宅通勤に変えて、東京のアパートを引き払った姪っ子は、毎日泣き暮らしていたが、
どうしても諦めきれず、探し回り、ネットで迷い猫保護のページなどを検索、ついに保健所のホームページにミケの顔写真を発見。さすが飼い主よく見分けがついたものだ。
首輪と、保護された場所で自信を深めて、保健所に向かい、無事にミケを我が腕に抱いて帰ってきた。


ミケは、毛が抜け、ひどく汚れており、骸骨のように痩せていて、肉球が傷だらけで擦り切れていたそうだ。あと三日で殺処分であったらしく、まさに九死に一生。
警察署に1日、あと6日保健所にいた。保健所は保護動物のエサ代として、1日500円徴収。500円分も食べさせていたのになんでこんなに骸骨のようになるんだと、姪っ子は怒り狂っていた。


ミケは、それから、ものすごい勢いで食べ続け、体重も、毛並みも回復。なんとミャーと鳴けるようになったのだという。フェイスタイムに幸せそうににゃーとなくミケを見て、本当に良かったぁ。なんだか、ミケはすごいなぁと。彼女の強運と根性にいたく感心した。先へ回って、死ぬ準備、終活なんて考える人間様は哀れである。 


ところで、今日は春めいていて、庭に住んでいるチップマンクが穴から出てきて、日向ぼっこしていたので、パチリ。新しいバーナーを作りました。
ちなみに我が家には、スカンク、うさぎ、グラウンドホッグ(大きなマングースみたいなもの)が住んでいる。庭先には鹿もよく来る。みんな、きぶしい冬を乗り越えて、また元気に顔を出して欲しい。



PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら、両方を
クリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ